テレビ東京系ほかで放送される金曜8時のドラマ「警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~」(1月15日(金)スタート、毎週金曜夜8:00-8:54ほか)による防犯イベントおよび会見が行われた。
イベントには主演の小泉孝太郎をはじめ、松下由樹、原田夏希、手塚とおる、岸明日香、石丸謙二郎の6人、会見で安達祐実が加わり7人の出演者が登場。
本ドラマは、杉並中央署生活安全課に新設された「なんでも相談室」、通称・ゼロ係で、KYな刑事・小早川冬彦(小泉)らが事件解決に挑む痛快ストーリー。
ドラマの舞台となる東京・杉並区で地元高校のブラスバンド部らと共に、杉並警察署の協力の下、「犯罪も事故も『ゼロ杉並』」を呼びかけるパレードを開催。
イベント終了後、小泉は「ブラスバンドが、とってもすてきでしたし、沿道から『ドラマ見るよ!』と声を掛けていただきうれしかった」と満面の笑み。
気分を良くした小泉は、会見場の目の前にある阿佐ヶ谷駅のホームに向かって「プラットホームの皆さん、聞こえますか? 3連休はどこに遊びに行くんですかー?」と呼び掛け、共演者を仰天させていた。
また、昨年末に話題となった「下町ロケット」(TBS系)で主人公・佃航平(阿部寛)の最大の敵として好演を果たした小泉だったが、突然“下町”の話題に触れ、「今までは、『小泉さんはいい人だ』と言われてたんです。…それがたった1カ月で、悪人へと崩れ落ちてしまった」と反響が想像以上だったようで、何とも言えない切ない表情。
空気の読めない“KY刑事”を演じることについては、「普通の刑事ドラマは協調性やチーム力が見せ場なのに、その必要がない(笑)。自分のリズムだけで突き進むというところを楽しみたいですね」と前向きな様子。
加えて「昨年は悪役で終わったし、ことしは変人で始まっている。ことしの終わりにはコミカルな役にも挑戦したい。コメディー路線を確立できたらと」と、冗舌に新境地開拓に意欲を見せた。
ドラマでは、小泉演じる冬彦に負けない個性豊かなキャラクターが続々登場する。
嫌々ながらも冬彦とバディーを組まされ事件に挑む寅三(とらみ)を演じる松下は「これでもかと言うくらい口が悪くて、こんなの初めてですよ(笑)」、ゼロ係の“定時きっちり”事務職員・靖子役の安達は「毒舌をところどころで放っていますので、お楽しみに」と役どころを説明。
続けて、冬彦&寅三と激しく対立するたたき上げの刑事・古河役の手塚は「安心してください、(古河のキャラクターは)嫌な奴ですよ」と流行語になぞらえニヤリ。
杉並中央署副署長・谷本役の石丸は「冬彦に向かって青筋が切れそうになるくらい怒るので、『人はどこまで怒ることができるのか』の限界に挑みたい」とコメントしつつ、「声が枯れてナレーション仕事に響いたら、このドラマのせいです」と人気長寿番組「世界の車窓から」(テレビ朝日系)への不安を吐露し、会場を笑わせた。
さらに、地域課の女性警官・弥生を演じる岸は「KYということはブレないということ。ブレない男の人、好きです!」と持論を展開。ゼロ係の魔性の女・理沙子を演じる原田は「冬彦だけでなく、それぞれの登場人物がツッコミどころ満載で面白いドラマです!」と作品を猛アピールしていた。
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