TOKIO・長瀬智也「地獄に堕ちてもいいかな」

2016/01/14 07:00 配信

芸能一般

地獄のポーズで挨拶を行う出演者ら

映画「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」の完成披露試写会が開催され、7年振りに映画主演を務める長瀬智也と、神木隆之介、尾野真千子、森川葵、桐谷健太、清野菜名、監督の宮藤官九郎が舞台挨拶を行った。

本作は宮藤が地獄の世界をコミカルに描いた“超絶地獄コメディー”。地獄に落ちた高校生・大助を演じる神木が、赤鬼キラーKに扮した長瀬の鬼特訓を受け、生き返りを目指す、地獄エンタテインメントだ。

監督を務める宮藤は「地獄の映画なんですけど、こんな地獄なら堕ちてもいいかなっと、死ぬのが怖くなくなる映画です」と作品をアピールした。特殊メイクを施し、キラーKを演じた長瀬は「こんな作品見たことがありません。これから先もきっと見ることはないでしょう。僕はすごく大好きです。胸を張って言えます。見ていて気持ちのよい青春コメディーロックな作品です!1回見て地獄を体験していただきたい」と作品への愛を訴えた。地獄の緑鬼を演じた桐谷は「ずばり言うとこの映画は、そこそこの悩みは吹き飛ばしてくれます。最近元気ない友達がいたら誘って見に来てください。映画館を出たら、ウキャッキャとなっていると思います!!」と観客の笑いを誘った。神木は完成作品について「大助が自分だと思えないくらい、客観的に見ることができて、笑いが絶えなかったです」と映画にのめり込んだことを明かした。

司会者から「天国と地獄のどっちがよいか」の質問に対して、全キャストが「地獄!」と答え、長瀬は「できれば天国がよいと思っていましたけど、この作品と出会って地獄になりました」と“地獄愛”をアピールした。

本作では、長瀬が「演技と同様に、バンドの練習にも力を入れていました」と意気込んだ、キラーK率いる地獄のロックバンド・地獄図(へるず)のロックテイスト溢れるパフォーマンスも見どころになっている。