声優・浪川大輔が、海外ドラマで意外な役に挑戦!?

2016/01/19 10:00 配信

ドラマ

海外ドラマ専門チャンネル「スーパー!ドラマTV」にて海外ドラマ「ブラックリスト」シーズン3の放送が決定!

海外ドラマ専門チャンネル「スーパー!ドラマTV」にて放送されてきた海外ドラマ「ブラックリスト」('13年アメリカ)シリーズのシーズン3が、1月26日(火)より独占日本初放送が決定。「ブラックリスト」は、世界中の犯罪者たちの裏取引に協力し、「犯罪コンシェルジュ」と呼ばれる国際的な最重要指名手配犯のレイモンド・レディントン(通称レッド)が、自身の持つ犯罪者たちのリスト“ブラックリスト”を元に、FBIの新人捜査官のエリザベス・キーンと共に犯罪者たちを追うアクション・サスペンスとなっている。

シーズン3では、アメリカ合衆国政府と各国政府の要人らで構成される陰謀組織「結社」の企てによって、エリザベスが司法長官を殺害。FBIの指名手配犯となったエリザベスとレディントンの逃亡劇が描かれる。

そこで、シーズン3からの登場キャラクターで、物語の重要な鍵を握る謎の男・ソロモンの声を演じる浪川大輔にインタビュー。キャラクターの印象や役作り、シーズン3の見どころなどについて聞いた。

浪川大輔インタビュー

――出演が決まった時の気持ちを教えてください。

スケールの大きな作品に携われてうれしいです。政府が絡んだサスペンスとアクションという作品は久しぶりで、しかも人気作へのシーズン3からの途中参加ということで、出来上がった世界にどう挑んでいくか期待や緊張とともに、「どう爪痕を残せるかが勝負どころかな」と思っています。

――今回演じられるソロモンの印象はいかがですか?

まず台本を読ませていただいて、登場シーンで驚きました! 常に冷静で、表情も能面のように変化がなく“真っすぐ”な感じのキャラクターかなと。その後で、ソロモン役のエディ・ガテギさんの演技を見て、理路整然としていて、身ぶり手ぶりも多い表情豊かなキャラクターという印象に変わりました。先に映像を見ていたら、その独特の演技に引っ張られていたと思うので、先に台本を読んでおいて良かったなと思いました(苦笑)。

――確かに、これまで浪川さんが吹き替えをされた俳優さんやキャラクターのイメージとは違うように思いました。

僕もそう思います(笑)。でも、みんなが持っているイメージとは違うキャラクターを演じることで、自分の幅が広がるチャンスをいただけたのでありがたいです。

――では、役作りで苦労したことや意識したことはありますか?

台本を読んだ段階で “クール”“悪い” というキャラクター性から、ロートーンで相手をじわじわ追い詰めていくようなイメージもあったのですが、より適したキャラクター性を出すなら「少し違うのかな?」と、声の高さに悩みました。最終的には現場で確認しながら決めますが、今思うとソロモンは幅のあるキャラクターだったので、基本は今演じている声の高さで良かったと思います。あとは、俳優さんの演技にインパクトがあるので、表情や歩き方からさらに声の演技に肉付けをしていきました。

――メーンキャストの大塚芳忠さんと甲斐田裕子さんとの収録はされましたか?

まだ主人公たちと絡むシーンはないですが、他のキャラクターとのシーンを見ていて、主人公が相手を圧倒したり振り回されたりと、やりとりが楽しいです。ソロモンは、主人公たちに対する企みや関係性を示すせりふが難しいので、今のうちにキャラクターの個性やベースになる部分を固めていきたいと思っています。今のままだと、主人公たちにのまれてしまいそうなので(笑)。

――最後に、本作の魅力や見どころを教えてください。

先が読めない展開で、ドラマならではの飽きさせない演出が魅力だと思います。シーズン3は主人公たちの逃亡劇であり、物事が瞬時に変化していくという今までにない緊迫感が楽しめます。また、陰謀組織「結社」がその逃亡劇とどう絡んでいくのか、点と点がきちんとつながっていくという伏線も緊迫感と共に味わえます。アクションも見どころの一つで、まだ先が分からないですが、僕が演じるソロモンが長生きすることを目標に頑張りたいです。