'16年、オスカープロモーション所属の芸人・ぺこぱが、1月17日に初の単独ライブ「風~KAZE~」を開催。
結成8年を迎えたぺこぱは、着物にローラーシューズというキザ芸人・松陰寺太勇と、そんな松陰寺に振り回されながらも鋭いツッコミを入れ続けるシュウペイの2人組。
'15年にはNHK BSプレミアムの「爆笑ファクトリーハウス 笑けずり」で決勝3組に残り頭角を現すと、その後「お願い!ランキング」(テレビ朝日系)に出演するなど、波に乗り始めているコンビ芸人だ。
今回、『昼下がりの会』『月夜の会』と、東京・しもきた空間リバティにて二部構成でライブが行われ、チケットは完売となった。
自作のオープニング曲が流れた後、「どうもー!」と元気よく登場したシュウペイと「風の中にいる男! 目をそらすな!」とローラーシューズを爽快に乗りこなしながら松陰寺がステージ上に姿を現す。
松陰寺お決まりのフレーズ「キザーン!」を痛快に決めると、シュウペイによるフェイントを利かせたツッコミがさえわたり、登場からわずか数分で観客の心をつかむ。そこから、ノンストップで7本のネタ披露と自作ドラマも含めた映像5本を上映。観客を飽きさせないライブ構成、総製作日数約3カ月をつぎ込んだという映像からは、2人の熱意が感じられた。
結成から8年、ここに至るまでに紆余(うよ)曲折しながらも披露してきたネタをあらためて“供養”する企画で、さらにステージを盛り上げた。
ネタを終えた後、達成感いっぱいの2人はファンの写真撮影に応じるなどサービス精神いっぱい。さらに、かつてバンドマンだったという松陰寺のオリジナルアルバムも会場で発売され、こちらもほぼ完売となった。
■ぺこぱ インタビュー
――初の単独ライブはいかがでしたか?
松陰寺:2公演、めちゃくちゃ疲れました。いろいろ反省はありますが、でも一歩階段を登れたかなと思います。今後に生かしていきたいですね。
シュウペイ:まずは、僕たちのために集まってくれたお客さんに感謝したいですね。1部2部と、全部100%でやりました。おかげで、喉がもうイカれてきてます。
――今後の活動を教えてください。
松陰寺:次回は、アルバムが出来次第。また単独ライブやるんで。
――アルバムができたらライブですか!?
シュウペイ:なかなかそういう芸人いないですよね! そういう感じの芸人がいても面白いかなって。
松陰寺:必ず、アルバムを引っ提げて単独ライブをやります!
――と、言っておりますがシュウペイさんも同じ気持ちですか?
シュウペイ:今回も彼が発信で、アルバムを出すってやっていて、僕はそこには一切関与せず、1人で歌ってるんで…そこは面白くなればいいかな(笑)。
――最後に意気込みをお願いいたします。
松陰寺:ツアー感覚でライブをやっていきたいですね。アーティスティックにいきたいと思います。
シュウペイ:バンド時代が忘れられないのかな?(笑)
そんなぺこぱは、本日1月19日(火)夜8時5分からNHKラジオ第1でオンエアされる「サンドウィッチマンの天使のつくり笑い」に出演予定。
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