有名スターの『死の真相』に迫るドキュメンタリー

2016/01/19 18:25 配信

芸能一般

司会を務めた丸岡いずみ(左)と上野正彦・元東京都監察医(右)

CS放送「チャンネル銀河 歴史ドラマ・サスペンス・日本のうた」で、3月より『Autopsy 検死報告書』の放送が開始する。これに先駆け、1月15日に同作第1話の『マイケル・ジャクソン キング・オブ・ポップ 最期の時間』特別試写会&トークショーが行われた。

第1話は、マイケル・ジャクソンの検死解剖による報告書をもとに、死の真相に迫っていくという内容。2009年世界中を驚かせたマイケルの突然の死。当時、病死・事故死・殺人などさまざまな憶測が飛び交っていたが、検死により明らかになったマイケルの姿が、この番組では語られる。

このイベントは映画コメンテーターの有村昆が司会の予定だったが、体調不良にて急遽妻である丸岡いずみが司会を務めることとなった。丸岡は、日本テレビ在籍時、記者として警視庁捜査一課の担当だったこともあり、様々な事件に触れてきたという。また、マイケルの突然の死についても、「日本でも当時、死の謎を解こうと色々な特番が作られていた。でも、この番組を観たら、日本のメディアはだいぶ現地の情報に躍らされていた感じが否めない」と語った。

また、ゲストとして登場した元東京都監察医で法医学評論家である上野正彦は「マイケルは眠れないために、睡眠剤や安定剤を使用していて、体が依存症になっていた。それでも眠れないといって、麻酔薬を使用し昏睡状態となっていたため、気づいたときには手遅れで死亡となったのだろう」と述べた。

『Autopsy 検死報告書』は、アメリカで一般公開されている検死報告書をもとに制作されたイギリスの人気ドキュメンタリー番組で、今回が日本初放送となる。3月13日(日)から放送が始まり、マイケル・ジャクソンの他にも、ホイットニー・ヒューストン、エルヴィス・プレスリー、マリリン・モンローなど突如この世を去ったスターたちの死の真相を究明していく。