早見あかり「こんなの初めて!」と涙

2016/01/19 23:14 配信

芸能一般

‘初体験’となる主演舞台の緊張から泣き出す早見

舞台「夢の劇-ドリーム・プレイ-」の制作発表がKAAT神奈川芸術劇場で行われ、構成・演出の白井晃、台本の長塚圭史、女優の早見あかりら出演者9名が登場した。

これまでの作品と異なり、今作が本格的な舞台となる早見は、主演への不安と緊張から、壇上の挨拶途中で泣き出すハプニングがあった。

早見は「本格的な舞台が始めてなので、緊張というよりも怖いというのが心の声。これまで舞台の話をもらっても、その怖さから避けていた。でも、頑張りたいと思っている。すごい、緊張でこんなの初めて」と、大粒の涙を流しながら挨拶をした。

早見が演じる役柄は天から地上に降り立ち、状況の分からない中で人間と交流を深め、成長していく。「何もかも分からないという設定が、いまの私と一緒なんだと思った。千秋楽を迎えた時に何かを掴むことができるように、舞台のメンバーと一緒に頑張っていきたい」と決意を語った。泣き出した早見に対して白井は、「緊張感がなくなると面白くなくなる。今日の緊張振りをみると嬉しくなった。その感情で芝居に向かってもらえたら」と激励を飛ばした。また、白井は主演を決める上で早見を選んだ理由が直感であることを明かし、「決まる前に長塚さんに早見さんのことを相談した際、ぼそっと『彼女がいた時のももクロを知ってる? その時の光り方は半端なかったよ』と言われ、とても力を得た気分になった」と早見の活動を評価した。長塚は「僕はずっと彼女を見ていました。ステージで躍動する姿をみて、そのエネルギーを感じていた。駆け抜けるような役にぴったりだと思った」と早見に期待を寄せた。