1月20日に東京・丸の内TOEIで「BSフジ開局15周年記念特番 オリジナル時代劇藤沢周平新ドラマシリーズ『三屋清左衛門残日録』」の完成披露試写会と舞台あいさつが行われ、同作品に出演する北大路欣也、麻生祐未、伊東四朗が登壇した。
本作は、息子に家督を譲り隠居していた三屋清左衛門(北大路)が、親友の町奉行・佐伯熊太(伊東)からもたらされる数々の事件によって、次第に藩を二分する政争に巻き込まれていく時代劇。
北大路は「この劇場のこの舞台であいさつをするのは何十年ぶりです。この作品で東映京都撮影所に参りまして、何十年も一緒に汗を流した仲間やスタッフの方々と仕事をさせていただいた喜びはひとしおです。伊東さんとも、もう何十年と一緒に仕事をさせていただいて、久しぶりに親戚のおじさんに会えたような感じで、とても楽しく温もりのある中で仕事をさせていただきました」とあいさつ。
麻生は北大路演じる三屋清左衛門に思いを告げるシーンについて「台本を読んだ時から『これは大変だぞ』ってとても緊張していました。(北大路の)お顔がとても美しいのでじっと眺めてしまって、せりふを忘れてしまうというか、そうなりながらも一生懸命頑張って喋りました」とコメント。
さらに「『お酒を飲む時はこういうふうにしたらきれいに見えるよ』とか、私も随分この仕事をやっているのに『そうだったのか』とすごいことをたくさん教わり、いい勉強になりました」と撮影の様子を振り返った。
また、北大路と「銭形平次」('91年フジテレビ系)の全88話で共演した伊東は「88本ご一緒したってことが、僕にとってはとても良かったです。今回は幼なじみの役なので、初めての役者さんとやるよりは絶対にいいだろうなと思ってやらせていただいて、案の定、(北大路が)横にいるだけでせりふがうまく出てきました」と共演の手応えを語った。
「三屋清左衛門残日録」は2月6日(土)夜7時からBSフジで放送される。
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