「ニーチェ先生」イベントで浦井健治の素顔が発覚!?

2016/01/23 21:00 配信

ドラマ

「ニーチェ先生」トークイベントに登場した(左から)間宮祥太朗、浦井健治

1月23日(土)深夜、日本テレビにてスタートするドラマ「ニーチェ先生」。放送に先立ち行われたトークイベントに、ダブル主演の間宮祥太朗浦井健治、原作者の松駒、ニッチェらが登壇した。

ニーチェ先生」は、原作者の松駒がSNS上にアップしていた「業務日誌」をコミカライズした「ニーチェ先生~コンビニに、さとり世代の新人が舞い降りた~」(KADOKAWA)を、コメディーの鬼才・福田雄一の脚本・演出で実写化された作品。

さとり世代の新人コンビニ店員“ニーチェ先生”こと仁井智慧(間宮祥太朗)と、就職浪人中の松駒(浦井健治)を中心に、深夜のコンビニで働く個性豊かな店員たちの日常が描かれていく。既にHuluでは1月14日より先行配信されており、早くも話題を集めている。

トークイベントには、まず松駒が登場。ドラマ化について「実感が全く湧かないですね。8年前くらいにコンビニで働き始めて、今こうして立っていることが『どうしてこうなったんだろう?』っていう、うれしいけど信じられないです」と感想を。

続けて「嫌なことがあった時とか、日記がてらに書いていた業務日誌が基なので、ドラマ化しても監視カメラの映像を流しているようなものになるだろうし、ドラマとして成立するか最初は不安でした。でも、想像以上に原作の世界観が再現されていて驚きました」と語った。

さらに、ドラマで松駒役を演じた浦井と、仁井役の間宮が登場すると、会場には大きな歓声が上がった。演じる役柄について、間宮は「僕が演じる“ニーチェ先生”こと仁井智慧は、特殊な人間です。思ったことをズバッと言うんですけど、そこに悪意がないんです。風変わりだけれども、愛される人間です。

僕は以前から、原作者である松駒さんのつぶやきからして、すごく面白いなと思っていたんですよ。でも、自分にはコメディーセンスがないので、どうしようかと考えて…。結果、コメディー要素は松駒に任せて、僕はブレない仁井を作っていこうと決めました」と、役柄で意識したことを語った。

一方の浦井は「さとり世代のニーチェ先生をはじめ、個性的な人ばかりのコンビニで翻弄(ほんろう)されていくのが松駒です。すごく情けない男なんですけど、どこか憎めない人物です。

福田監督に『ピッタリの役がある』と言われ、松駒役をオファーされた時はうれしかったですね。原作がヒット作なので、プレッシャーや不安もあったけど、監督を信じてやろうと決めました。撮影中はずっとニーチェ先生に振り回されまくってました!」と振り返った。

松駒は、浦井が自身の役を演じることについて「すごく爽やかでイケメンなので、本当に申し訳ないというか。浦井さんに自分を演じていただいて、うれしいですし本当に光栄なんですけど、ちょっとイケメン過ぎる!と思って…」と恐縮した。

浦井は、現場にも足を運んでいた松駒と連絡先を交換するなど、交流が続いていることを告白。それに対して間宮は「うらやましいですよね。僕は(本物の)仁井さんに会えていないので…」と残念がった。

そんな“本物の”仁井が実在するのか聞かれた松駒は、「今も一緒に働いているんですけど…」と驚きの告白。これだけメディア展開もされ、お客さんに気付かれたりしないのか問われると「そういうことがないように、注意を払っているので…」と、うまくやっていることを明かした。

間宮と浦井、お互いの印象について浦井は「クランクインが自分一人だったので、2日目に間宮くんが来た時にうれしくて、『うわ~、どうも! よろしくお願いしますっ!!』って駆け寄ったんです。そしたら、間宮くんが苦笑いしているんですよ。明らかに引かれてるなって感じで。

実は後で、メークさんに『あの人落ち着きがないね』って話してたみたいで(笑)。間宮くんは落ち着いてるんですよね。ただ言っておきますが、僕ら仲はすごく良いんですよ! でも、ものすごいうるさがられました(笑)」と、素っ気ない対応をされたことを暴露。

それについて間宮は「撮影中は、カメラが回ってなくても仁井と松駒の関係だったんですよね。初対面の時はロケバスの中でメークをしてたら、浦井さんがドドドって入ってきて、『うわ~っ、仁井くんだ~!』って(笑)。それを見て『あっ、松駒さんだ』と思いました」と語った。

また、浦井の現場での様子について「撮影でも最初からすごい(役の)完成度で、『浦井さん、すごい仕上げてきたな! 素晴らしい役者だな』と、僕は思ってたんです。

撮影中にふらっと一人で離れた場所へ行って、鼻歌を歌いながら踊ってらっしゃった姿を見ても、『集中力を切らさないために合間も松駒としているんだな』って思ってたんです。でも、どうやら違うぞと。これは役作りじゃなくて素なんだ、と気付きました(笑)」と明かした。

共演者とのエピソードについて、浦井は「みんなで円になってご飯を食べたり、せりふ合わせをしたり。すごく仲が良くて、撮影も順調だったので、現場がすごく巻いたんですよ。最大で6時間早く終わったこともありました」と、現場の様子を告白。

また、間宮は「個性的な出演陣をまとめてくれたのは、間違いなく浦井さんでした。浦井さんの呼び掛けで、撮影序盤にグループLINEを作ったりして。でも、松井玲奈さんとか、内田理央さんとか、(連絡先を)聞かれた方はすごく戸惑った表情をしていたんですよ(笑)。

僕は最初、浦井さんが現場のエンジンを掛けるために音頭を取ってくれてるんだと思ってたんですけど、実はただ単に『みんな仲良くしようよ!』っていうノリだったみたいです(笑)」と明かし、笑いを誘った。