HKT48×乃木坂46対決in武道館!勝敗はジャンケンで!?

2016/01/27 00:19 配信

芸能一般

「GUM ROCK FES. In 日本武道館」に登場した乃木坂46

音楽と格闘技のコラボレートによる異例イベント「GUM ROCK FES. In 日本武道館」が25日、東京・日本武道館で開催され、長州力藤波辰爾HKT48乃木坂46など、レジェンドレスラーから旬のアイドルまで異色の顔合わせが実現した。

「第一試合」のライブパフォーマンス対決では、Thinking Dogsが「世界は終わらない」など4曲を披露しイベントのオープニングを盛り上げると、Silent Sirenが「ぐるぐるワンダーランド」など3曲で応戦。最後はTHE BLUE HEARTSの名曲「リンダリンダ」で両者がコラボし、会場を沸かせた。

続く「第二試合」では、しずちゃん(南海キャンディーズ)と謎のマスクマンで正体はプロレスラー・マッスル坂井と噂されるスーパー・ササダンゴ・マシンが、「次回、同イベント開催するとしたら?」をテーマにしたプレゼン対決。結果は、しずちゃんの圧勝に終わった。

「第三試合」では旬のアイドル東西対決が実現。HKT48が兒玉遥がセンターを務める「しぇからしか!」で力強く先制したが、グループを率いる指原莉乃は「開演前にマネージャーさんに会場の様子を確認してもらったら、『7:3で乃木坂ファンが多い』と知らされ、正直ビビってます」と本音を告白。それでも、アイドル感満開の「桜、みんなで食べた」「ウィンクは3回」などを立て続けに披露し、「メロンジュース」のパフォーマンス時には、曲に合わせたグリーンのサイリウムで会場が埋め尽くされるなど、観客のハートをガッチリつかむことに成功した。

一方の乃木坂46は、重みのある歌詞とダンサブルなパフォーマンスの組み合わせが秀逸な「命は美しい」に続き、昨年末の「NHK紅白歌合戦」でも好評を博した「君の名は希望」、初期の人気曲「おいでシャンプー」「制服のマネキン」を披露。イベントの総合プロデューサーである正体不明の存在・サイモン利根川氏から「自分のブログにHKT48への“果たし状”を書いていた」と暴露された乃木坂46のキャプテン・桜井玲香は、「強気に行かせていただこうと思い、つい書いてしまいました。でも、それぐらいの気持ちで頑張ります!」と笑顔で宣言。最後は乃木坂46の持ち歌「ダンケシェーン」をHKT48が、またHKT48の「控え目I Love You!」を乃木坂46が熱唱して喝采を浴びた。勝敗の行方は両グループの代表として宮脇咲良と松村沙友理によるジャンケン対決で決着することに。「チョキ」「チョキ」「グー」と3回連続“あいこ”の後、松村がなぜか敵将の指原に「次は何を出せばいいですか?」と助言を求め、その言葉に従ったところ「グー」であっけなく敗北するというひと幕もあった。

イベントのファイナルでは、長州vs藤波の黄金カードが実現。プロレスファンの間では「名勝負数え歌」と呼ばれるこの対決は、長州の必殺技「リキラリアット」がさく裂し、5分49秒・長州が勝利。最後は「音楽と格闘技が融合する新しい未来が見えた」とイベントを総括したサイモン利根川氏が「また来年もやっちゃおうぜ!」と言う言葉で締めくくり、次回開催に期待を持たせた。

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