公開中の小栗旬主演映画「信長協奏曲(コンツェルト)」に、信長(サブロー/小栗)の小姓・森蘭丸役で出演する若手注目俳優・冨田佳輔にロングインタビューを実施。
映画に出演した感想や撮影秘話、カブトムシや動物が好きだという素顔について、3日間にわたって語り尽くしてもらった。
【冨田佳輔「バレンタインといえばネギチョコです」より続く】
――今はドラマに映画にとお仕事もお忙しいと思うんですけど、冨田さんのリフレッシュ方法は?
最近、絵画を始めたんです。昔から絵は好きだったんですが、絵を描いている時は、他のことを何も考えずに絵のことだけを考えられます。そして、眠くなります(笑)。描いた後すぐに眠くなるから、結構リラックスしているんだなと思います。
――どんな絵を描かれるんですか?
アクリル絵の具で描いています。風景画じゃありませんが、人物と風景を足したような絵です。描き始めたきっかけが僕の部屋に飾りたい絵を描こうと思って、僕の想像の世界の生き物を描いたところからです。今も眠気と闘いながらよく分からない絵を描いています(笑)。
――へ~、自分の部屋に飾りたい絵を描くんですね。
はい。でも、最近風景っぽいのは飽きてきていて、次はカメレオンを描くと決めてます。早くカメレオンを描きたいから、今描いているのを早く描き終わらないと、と思っています。
――なるほど(笑)。偉いですね、描き終わるまではちゃんと次に進まない辺りが。
そうですね。最近はずっと絵のことばかり考えていて…いや、冗談ですけど。あと映画も好きなので、映画を見ている時は映画のことしか考えないし、映画鑑賞もリラックスできます。
――自分の映画を見るときは、「勉強になるなあ」と思うこともあるんですか?
自分のシーンを見ていて、ここはもっと頑張らないと…という反省点はあるんですけど、撮っている時は全力ですから。出来上がった時は、もっとこうしたら変わっていたかなと感じるかもしれないけど、撮影していたときはそれで正解だったと思うし。まだ自分のお芝居を見ていいなと思ったことはないです。
――もし「1週間ぐらい休んでいいよ!」とマネジャーさんに言われたら何がしたいですか?
僕、海外に行ったことないんですよ。だから海外旅行に行ってみたいです。ハワイに行きたいですね。海が好きなので。あとは動物が大好きなので、アマゾンにも行ってみたいです。動物の中でもカブトムシが一番好きで、カブトムシを探しに行きたいです。毎年、夏には日本中にカブトムシを探しに行っていますから。
――それはお一人で行かれるんですか?
はい、一人で。本当は友達と行きたいんですけど、行ってくれる友達がなかなかいなくて…(笑)。
――う…、う~ん。
う~んって(笑)。みんなそういう反応だからもう慣れていますけど!
――カブトムシを動物のジャンルに入れちゃうんですね(笑)。
いやいや、カブトムシは動物ですから! 大好きです。あとは石垣島(沖縄)にも行ってみたいですね。石垣島にしか居ないカメとかも居て。セマルハコガメという名前なんですけど…。
――なるほど。とにかく生き物が好きなのですね?
大好きです。カメレオンも昔飼いたいと思っていたのですが、飼いたいけど飼うのは大変だし、せめて自分で描こうと。その後はカメでも描こうかな。カブトムシは描くより見に行きたいから。
――カブトムシは採るわけじゃないんですか?
昔は採って飼育していたんですけど、世話が大変だし、すぐに死んじゃうんですよ。そもそも長生きするわけではないので、採るのが楽しいというより見つけるまでが楽しいので。宝探しのような感覚といいますか。実は都内にもカブトムシはいるんですよ! 駒沢公園とか…って、あまり興味がなさそうですね(笑)。
――そんなことないですよ(笑)。でも、きょうは何の取材だったかなと。カブトムシとは何ぞやでしたっけ?(笑)
そうそう、カブトムシとは?です…って、違いますよ!(笑)「信長協奏曲」です! また、話がまたズレちゃいました。いつもズレちゃうんですよ、すみません。
――では、最後に「信長協奏曲」をこれから見る方のためにメッセージをお願いします。
「信長協奏曲」は恋愛もありますし、時空も越えているし、友情の要素もありますし。これは“日本版スター・ウォーズ”なんじゃないかと思うくらい、ググっといろいろな要素が詰まっています。
友達と見に行っても楽しいですし、家族と見に行っても楽しめる作品だと思います。幅広く皆さんに見てほしいですし、これをきっかけに時代劇が今以上に流行するといいですね。
特にこれはすごく見やすい時代劇だと思いますし、ぜひ一度見に行ってください。素直にそれに尽きます。たくさんの人に見てほしいので、応援よろしくお願いします!
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