チャオベラ新曲イベントでセンター・まろ!?

2016/01/29 08:25 配信

芸能一般

チャオ ベッラ チンクエッティがニューシングル「どうしよう、わたし/一期一会」の発売イベントを開催し、作詞を担当した元アンジュルムのまろ(福田花音)も参加した

チャオ ベッラ チンクエッティが1月28日、神奈川・CLUB CITTA'でニューシングル「どうしよう、わたし/一期一会」の発売イベントを開催。「どうしよう、わたし」の作詞を担当した、元アンジュルムの“まろ”こと福田花音も参加した。

前作「Never Never Give Up/表参道/二子玉川」から半年ぶりとなった今回のシングル。後藤夕貴は「『どうしよう、わたし』は、アンジュルムを卒業した福田花音ちゃん…作詞家の方に書いてもらいました! 同期で一緒に活動してきた花音が歌手から作詞家になって、初めて歌詞を提供するのが私たちなので、すごくうれしく思います」と、同じハロプロエッグ1期メンバーとの再会を喜ぶ。

橋本愛奈は「恋愛の歌詞なんですけど、幼なじみを好きになってしまって、今まで異性として見ていなかった男の子を異性として見始めちゃってドキドキするみたいな、モヤモヤする気持ちが書かれています。女の子は多分1度は経験したことがある気持ちがたくさん詰まっていて、中高生くらいの女の子には特に共感してもらえると思うので、ぜひとも聞いてもらいたいですね」と紹介した。

福田は「一緒に活動をスタートさせた子たちの作詞をさせてもらうって夢にも思っていなかったので、すごくうれしいです。最初にこのお話を頂いた時が(アンジュルムの)卒業間近で忙しい時期だったので、『できなかったらできないって言っていいよ』って言っていただいたんですけど、『やらせてください!』って」と振り返る。さらに、「アンジュルムのメンバーには申し訳ないんですけど、ライブの確認をみんなでしているときに1人ソファで書いていました。簡単ではなかったですが、一生懸命書かせていただきました」と話した。

「幼なじみを好きになる」という内容の歌詞については、「これは妄想で書かせていただきましたが、いろんな方に経験したことがある感情だって言っていただけてうれしいですね。私は経験がないので…」とコメント。「こういう感情もこれから経験してみたいなと思います」と目を輝かせた。

さらに、「実話は入っています。恋愛的な意味ではなく、『肩を出したワンピースとか着てみたけれど、笑った顔で“どうしたの?”』っていう歌詞があるんですけど、私が本当に“肩出しマニア”っていうくらい肩を出すのが大好きなんですよ。変な趣味とかではなく、肩の出てる服が大好きで集めてて。そういうのを着ていると、友達から『あざとい』とか『男にこびてる服だ』とか、同性からも受けが悪いので(笑)」と苦笑いも。

アイドルから作詞家への転身については、「私的には心は永遠のアイドルでいたいなと思うんですけど、やっぱりアイドルぶってはいけない立場なのではないかと思って。私生活でもなるべく服は黒を好むようにしたり、心境が変わりました」と変化を語る。「フォトセッションでは1番アイドルぶってましたが」と記者からツッコまれると、「ポーズは作詞家モードに切り替えられませんでした(笑)」と照れ笑い。

そんな福田を、岡田ロビン翔子が「福田先生が真ん中に来たときに、服の色味もあるんですけど、なんかしっくりきて。チャオ ベッラ チンクエッティの“チンクエ”が数字の5なので、もう5人目で入ったらいいんじゃないかなって。どうですか、先生?」と誘う場面も。諸塚香奈実が「(センターを)取られちゃう!?」と焦るものの、福田は「オファーはうれしいんですけど、昨日も夜中にラーメンを食べてそのまま寝たりとか、アイドルとはかけ離れた生活をエンジョイしているところなので、丁重にお断りさせていただきます。いつかセンターなら(笑)」と、アイドルらしからぬ私生活を明かしつつ断っていた。

アイドル卒業について福田は、「私のマイブームが食べた瞬間に寝るっていうことなんですが、アイドルのときは許されなかったんです。食べたら罪悪感と戦って、ちょっと動かなきゃいけないなって思ったりしていましたが、今は欲望のままに生きられているので良かったなって思います」と、アイドル卒業後の日々を楽しんでいる様子。一方でロビンが「(自分は食べて寝るようなことは)絶対にないですね!」と言い切るも、諸塚が「夜は絶対アイス食べるって言ってますよね?」と暴露。ロビンは「アイドルでいる限りは体形も維持しなきゃいけないので、その分レッスンしたりとか、そういうのは気を付けるようにしています」と弁解していた。

アイドル卒業後、恋愛解禁になって約2カ月がたった福田だが、「『悪い男に引っ掛かってないか?』とかいろんな人に聞かれるんですけど、アイドルじゃないから恋愛解禁なのに全くモテなくて…。今までは近寄りがたいくらいかわいいとか、俺の手には負えないなとか、アイドルで高嶺の花だからモテないと思ってたんですよ。でも、変わらず全くモテないので、本当に40歳くらいまで独身なんじゃないかなって思って、孤独死について考え始めました(笑)」と、ちょっと不満げ。

好みのタイプについて「『どうしよう、わたし』に出てくる人は、どんなに思いを伝えようとしても恋愛感情としてとらえてくれないので、そういう人はいやだなって思いますね」と明かし、「『福田花音、よくやったな!』って言われるような大物と結婚したいです」と宣言。「年下の花音から恋愛をこれからしていくと思いますみたいな発言を聞くと、いいな!って」(ロビン)など、チャオ ベッラ チンクエッティのメンバーがうらやましがる中、「すごい大物を連れて、チャオ ベッラ チンクエッティのライブを関係者席で見たい」と夢がふくらむ福田。

だが、「作詞をするに当たって恋愛は大きく関わってくると思っていたんですけど、作詞を教えてくださる方に『恋愛することはいつでもできるけど、恋愛経験がないときの歌詞っていうのは今しか書けないから、今を楽しんでいっぱい書きためなさい』って言われているので、とりあえず今はモテないライフをいっぱい書いておこうと思っています」と、しばらくは現状維持の様子。

今回のイベントで久々にステージに立った福田。「歌うことは変わらず、ずっと好きなので、いつかは自分で詩を書いて歌うことができたらいいなっていう夢も芽生えましたね」と新たな目標を見つけていた。

最後に、ロビンが「前作がオリコン3位に入ったので、今回は2位を狙いたいです。徐々に攻めていきたいなという思いを込めて2位なんですけど、今回結構ライバルが多いので奇跡よ起これ!と思っています」と意気込んだ。