「おかあさんといっしょ」新キャラは番組初のロボット

2016/01/29 14:45 配信

芸能一般

左から「ガラピコぷ~」に登場するムームー、ガラピコ、チョロミー

4月4日(月)の放送から登場する「おかあさんといっしょ」(NHK Eテレ)の新キャラクターが発表された。

'11年より同番組内で親しまれてきた人形劇「ポコポッテイト」に替わり、5年ぶりとなる新作の人形劇「ガラピコぷ~」がスタートする。

「ガラピコぷ~」は、宇宙に浮かぶ惑星・しずく星で暮らすチョロミー、ムームー、ガラピコたちの友情ストーリー。

チョロミーは活発で気の強いハリケーンウサギ、ムームーは内気で繊細なオオカミ、ガラピコはズレた発言や行動をしてしまうロボットだ。このデコボコな3人が、同じ惑星で共存しお互いの心を結んでゆく。

廣岡篤哉プロデューサーは「番組の主要キャラクターがロボットになるというのは、実は長い番組史上初めてです。番組では、そういった新しい異文化との出合いを面白く描けたらいいなと思っております」と新キャラクターの狙いを語った。

原案・脚本を担う山中隆次郎氏は「元気いっぱいな男の子じゃなくても、おしとやかな女の子じゃなくても、すこし外れたような子であっても、そうした子たちに『大丈夫だよ』と言ってあげられるような番組に育てていきたいです」とコメント。

自分が何を見てきたかで、年代を図る物差しになるという「おかあさんといっしょ」の人形劇。「ガラピコぷ~」は、1960年の放送開始から13代目の人形劇となる。