2月12日(金)放送のBSフジ「beポンキッキーズ」(毎週月~金曜朝7:30-8:00)で、フジテレビKIDSで論語総監修を担当している大阪大学名誉教授・加地伸行氏と、最先端科生命学研究者・山中伸弥氏の特別対談が実現。山中氏はキッズ番組初登場を果たした。
加地氏は、もともと人間は一つの遺伝子からできているという自然科学の生命論と儒教の思想が一致しているのではないかと以前から感じていたという。そこで、山中氏にアプローチし、その共通点を見いだすべく今回の対談に至った。
収録は1月18日に京都大学iPS細胞研究所の一室で行われ、話題は臓器移植から日本の教育システムにまで及んだ。
山中氏は学びのプロセスにおいては“無心”であることや先達に学びながらも同時に、「疑うことが大切だ」という持論を展開。論語を軸にした教育論を展開している加地氏は山中氏の考えに同調した。
さらに、山中氏はアメリカと日本を比較し、日本では柔軟に物事を考える力を身に付ける教育が足りないことも指摘。「学ぶという点で、日本人は世界中の誰よりも勤勉なので、あとはそれをどう疑うか、形を学んでどう破るかですね」と話し、対談を締めくくった。
また、収録終了後にはガチャピンとムックが登場し、記念撮影を行った。その時の様子を武富英夫プロデューサーは「対談をラボラトリー内で行ったため、若い研究者の方々がガチャピンとムックを見て大騒ぎとなり、ちょっとした記念写真タイムになる一幕もありました」と語った。
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