音楽劇「夜のピクニック」が9月に茨城・水戸芸術館ACM劇場で上演。茨城県出身の吉川友が主演を務めることが明らかになった。
本公演は水戸で高校時代を過ごした恩田陸の同名小説の初舞台化作品で、一昼夜をかけて約70kmを歩く水戸第一高校の伝統行事「歩く会」をモデルに描かれたもの。吉川英治文学新人賞と第2回本屋大賞を受賞し、'06年には多部未華子主演で映画化された。
演出は映画監督としてだけでなく、演劇やオペラの演出でも注目を集める深作健太が担当。今回の公演は、茨城に縁のあるアーティストを支援する「未来サポートプロジェクト」の第8弾として行われる。
主演決定について、吉川は「出身地でもある茨城県の水戸第一高校が舞台の『夜のピクニック』。小説や映画を見ていて大好きな作品の1つだったので今回、舞台化のお話を頂いた時はものすごくビックリしました」と喜ぶ。
さらに、「やるとなったら実際に自分でもコースを歩いてみたいです! そして、その大変さやゴールした時の達成感を生で感じ、それを舞台に生かしていければと思います」と意気込みを語った。
最後に、「演出は何度もご一緒させていただいている深作健太さん。また、これからオーディションで決まる他の出演者さんと共に、みんなで力を合わせて完走してみせます! 水戸芸術館も非常に奇麗な会場で、今からとても楽しみです! ぜひ見に来てください!」とメッセージを送った。
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