荒川静香が新技!?“ポン・デ・バウアー”を初披露

2016/02/09 04:17 配信

芸能一般

ミスタードーナツの新CMに出演する荒川静香

ミスタードーナツは、荒川静香が出演する新商品「のびのびポン・デ・リング」の新CM「のびのびポン・デ・リング 荒川静香のびのびスケート」篇を2月9日(火)より全国順次オンエアする。

この新CMはフィギュアスケートのアイスショーを舞台に、“もちもちした生地が驚くほどのびる”という「のびのびポン・デ・リング」の特徴を、荒川の芸術的な演技とともに表現。「イナバウアー」に続く、荒川自身が命名した新技(!?)「ポン・デ・バウアー」を披露する。

ドーナツをくわえたまま華麗にリンクを舞う荒川が、スピンやターン、ジャンプなどのアクションを起こすたびに口元のドーナツがのび、ユーモアを兼ね備えた映像を通じて新商品をアピール。

撮影は1月下旬、新横浜スケートセンターで行われた。氷上の荒川の演技が最も美しく、かつダイナミックに見えるアングルにこだわり、通常であれば一連の流れの中で行うターンからステップ、ジャンプ、スピンなどを、ワンアクションずつ丁寧に撮影。

プロスケーターとして世界中のファンを魅了し続ける優雅で力強い演技には、監督も「どうしよう…ずっと見ていたくなってしまった。でも、仕方ないか」と、何度もカットを掛けるのをためらうほど。スタッフ全員の視線がくぎ付けとなる中、一つの演技を終えるたびに、賞賛の拍手が自然と沸き起こった。

撮影中はミスタードーナツのファンとして楽しみながらも、プロとして誰よりも真剣かつ前向きに取り組んでいた荒川。持参した10着以上のマイコスチュームの中から最も映えるステージ衣装を選び、演技中の振付けも一から自分で考えて、本番に臨んだ。撮影では、「こういう動きで、こういうふうにカメラに向かって滑ってきてください」という細かい指示にも難なく対応。普段からカメラマンやファン、審判など、たくさんの視線を集める競技をされているだけに、リンク外に置かれたカメラの位置を確認しただけで、どの場所でどんなふうに演技をすれば印象的に見せることができるのかを把握しているのだとか。アイスショーという自らの本職を舞台にした設定だけに、表現のプロフェッショナルとしてのこだわりが随所に垣間見えた。

なお、ミスタードーナツ史上、最ものびる新しいポン・デ・リング「のびのびポン・デ・リング」は、2月10日(水)より期間限定で全国のミスタードーナツの店舗にて発売される。

荒川静香インタビュー

――ミスタードーナツのCMキャラクターに選ばれたお気持ちは?

子供の頃から大好きなミスタードーナツのCMに出演することができるなんて、夢のようです。子供のころに通っていたスケート場の近くにお店があって、練習が終わった後、よく食べていました。スクラッチカードを10点集めるともらえる限定グッズが楽しみで、色違いで3種類とかあると、毎回30点分集めてコンプリートしていましたね。昔は一度に5、6個食べていて、本気を出したら10個はいけるかもしれません。いっぱい種類があるから、何個食べても飽きないんです。

――スケートリンクでのCM撮影はいかがでしたか?

すごく楽しかったので、あっという間に時間がたって、撮影が終わる頃には寂しくなっちゃいました。印象に残っているのは、食べるシーンですね。ひと口かじったら、「あ、おいしい! なんだこの食感は!?」となって。もっと食べたい、早く食べたいと思っていたら、監督からなんと2回でOKをいただいてしまいました。「NGを出したら、たくさん食べられたのに…」って、ちょっぴり後悔しています(笑)。

――ご自身の演技に点数をつけるとしたら、ズバリ何点ですか?

まだ完成した映像を見ていないので、最後に見る楽しみを残しておいて、97点ぐらい。見たら、もう3点はすぐに加算されるんじゃないかなと。それくらい良くできたなと思います。

――新商品「のびのびポン・デ・リング」を食べた感想は?

味はもちろん、食感がものすごく良くて、もうひと口、もうひと口と食べたくなるような新しい感じでした。あと、思っていた以上に生地がのびるので、どこまでのびるのか試したくなっちゃうんですよね。何回やっても面白いし、子供から大人まで幅広い方が楽しめるんじゃないでしょうか。

――プロフィギュアスケーターで、日本スケート連盟の副会長、そしてプライベートではお母さんでもある荒川さんの元気の源は?

いつも何か新しいことに挑戦し、やり始めたことに対して、これを乗り越えたいと思う強い気持ちが活力になっている気がします。好奇心を持つことは何歳になっても大事だなと思います。

――2016年はどんな年にしたいですか? 目標などがありましたら、お聞かせください。

私自身、育児をしながら仕事やスケートをするのが初めての経験で、きょうが限界、明日は持たないんじゃないかなって思う日も少なくなかったんですけど、1年ぐらいたって、ようやくペースをつかめてきました。今は余力を残しながら、1日1日をしっかりつないで、仕事と家族のバランスを取ることが最大の課題。家族のためにしっかり時間を使いながら、常に変わりゆく娘の成長に取り残されないよう、また、その成長を見逃さないよう、毎日を大事に過ごしていくのが目標です。

また、アイスショーでプロスケーターとして滑ることも、永遠にできることではないので、リンクに立つ時間を大事にしながら、自分が滑る時も、言葉で伝えるお仕事の時も、一人でも多くの方にフィギュアスケートの楽しさや魅力を届けられたらと思っています。

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