2月11日(木)からTBSほかで順次放送となるアニメ「昭和元禄落語心中」の第6話より、先行カットとあらすじを紹介する。
本作は、雲田はるこが昭和の落語家たちの素顔と業を描いた同名漫画(講談社刊「ITAN」で連載中)をアニメ化。刑務所の落語慰問会で見た大名人・八雲の演目が忘れられない元チンピラ・与太郎は、出所するとすぐに寄席へ。強引に八雲に弟子入りした与太郎は、八雲らの複雑に絡み合う人間関係の中で、落語に情熱を注いでいく。
第6話では、鹿芝居の成功で気分をよくする菊比古。自分の一挙手一投足に皆が心を動かすさまは格別なものだった。助六は、似たような経験を戦地の兵隊の前でしたという。それ以来、人のために落語をやると決めたというが、そんな彼が菊比古に問い掛ける。「お前(め)さんは?どうなんだい」。誰のために落語をするのか。自らの居場所のために落語をしてきた菊比古は、一度もそんなことを考えたことがなかった。
なお第6話の放送は、TBSでは番組編成の振替編成のため、2月11日(木)深夜3時16分から放送。MBSでは2月12日(金)深夜2時55分から15分押しでの放送、CBC、BS-TBSは通常放送の予定となっている。
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