北村&濱田W主演作撮了に「終わって良かったw」

2016/02/10 22:22 配信

ドラマ

BSスカパー!オリジナル連続ドラマ 「螻蛄(疫病神シリーズ)」の制作発表会見が行われ、W主演の(写真左から)北村一輝と濱田岳らが登壇した

2月19日(金)より夜9時からBSスカパー!とスカパー!4K総合で同時放送される、北村一輝濱田岳のダブル主演のオリジナル連続ドラマ「螻蛄(疫病神シリーズ)」の制作発表会見が2月10日に都内で行われた。

会見には、北村&濱田のほか、共演の朝海ひかる鶴見辰吾と監督の木村ひさし氏が登壇。

前日にクランクアップを迎えたばかりで、北村は「『本当に終わってしまうんだな…』という気持ち」と言えば、濱田は「殴られ、蹴られ、血だらけで横たわっているのが大半の役なので終わって本当に良かった(笑)」と対照的な役柄を象徴するかのようなコメントであいさつ。

前作「破門(疫病神シリーズ)」に引き続き本作の監督を務めた木村氏は「前作はキャストを交えキャラクターを作り上げ、今作はどう撮影したら楽しい作品になるかをみんなで考え作り上げました」と、和やかに進んだ撮影現場を紹介。

また、本作から出演している朝海が女性目線で、北村演じる桑原を「女性がキュンとする、頼りがいがあって、強くて、でも情に厚い役」、濱田演じる二宮を「ちょっとずる賢くて、でも一生懸命。殴られても前に突き進む、守ってあげたくなるような役」と評した。

また、北村は女性ファンたちから、これまで演じた役柄で『桑原が一番人気』として選ばれたエピソードを紹介し、「明日からも桑原のままでいようかな」と会場を盛り上げた。

原作は疫病神シリーズの第 4 作目となる「螻蛄」(新潮文庫・角川文庫)。キャストは前作同様に、ヤクザの桑原保彦を北村が、建設コンサルタントの二宮啓之を濱田が演じるダブル主演。そして今作のカギを握る老舗画廊の美術商・稗田涼子役を元宝塚歌劇団・朝海ひかるが担当。さらに前作に引き続き桑原が属していた暴力団「二蝶会」の組長・嶋田和夫を鶴見辰吾が演じる。

本作では、信者500万人を擁する宗教法人の宝物である絵巻物をめぐるスキャンダルに金の匂いをかぎつけた桑原と二宮の“疫病神コンビ”が、東京ヤクザ、腐敗刑事、金満坊主を相手に大暴れ。大阪・京都・名古屋・東京と駆け回る最凶コンビの命運は!?

地上波では表現することが難しい原作の世界観の下、究極のスリルと衝撃が再び堪能できる。

北村一輝(桑原保彦役)コメント

前作も今作もクリスマスはボロボロになりながら撮影していたので、また次回もみんなでボロボロになりながらクリスマスを過ごす機会ができたらうれしいです。

地上波では表現できないようなアクションシーンもありますが、女性でも楽しめるようになっていて、1話見ていただけたら最後まで満足して見ていただける作品です。前作以上に、パワーアップした桑原&二宮の掛け合いもお楽しみください。

濱田岳(二宮啓之役)コメント

二宮君は、車にひかれても無理矢理立たされて、そのまま連れて行かれる。そこには自分の意思があるわけではなく、ただ振り回される。でも金への執着だけはあるみっともない人間です。今回も成長していない体たらくな点も見どころの一つだと思います。

何とか『無事に』『死なずに』撮影を終了することができました。あとは皆さんに見ていただくだけです。それぐらい自信のある作品に仕上がっていますので、ぜひご覧ください。

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