ゆず・北川悠仁が明かす!バスケと仲間に救われた過去

2016/02/12 20:36 配信

芸能一般

ゆず・北川悠仁が「2016NBAオールスターゲーム」を生観戦!バスケへの熱い思いを明かす

世界最高峰のバスケットボールリーグ・NBAのオールスターゲームが、日本時間の2月15日(月)、カナダ・トロントで開催される。WOWOWの生中継では、昨年に引き続き、ゆず・北川悠仁が現地からリポート。大のNBA好きでシカゴ・ブルズのファンである北川に、自身のバスケ観戦史や音楽活動との関係、バスケットボールへの思いを語ってもらった。

――まず最初に、北川さんがバスケを好きになった切っ掛けを教えてください。

「漫画の『スラムダンク』を読んでハマって、高校でバスケ部に入ったんですけど、バッシュブームとかも一気に来ていて、バルセロナ五輪のアメリカ代表・ドリームチームを見て完全にハマりました」

――そのときからシカゴ・ブルズのファンだったんですか?

「当時はマイケル・ジョーダンとスコッティ・ピッペンが全盛のころで、僕はピッペンがすごく好きだったので、シカゴ・ブルズのファンでしたね。去年ジョーダンが来日したときも、実は…誘っていただいてたんですよ!いろんな方から『直接は会えないけど記者会見来る?』って言っていただいたんですけど、ツアー先にいて仕事が入っていて…残念です」

――それからずっとNBAを見てきたんですか?

「高校卒業してから、バスケットボールが途切れていた時期が3~4年あったんですけど、2000年に初めてニューヨークに行って、そのときに初めて生でNBAを見たんです。ロサンゼルス・レイカーズ対ニュージャージー・ネッツ(現ブルックリン・ネッツ)で、ニュージャージーまで見に行きました。シャキール・オニールとコービー・ブライアントがコンビだったころですよ、全盛期のレイカーズ!そこでバスケ熱が再燃しましたね」

――バスケ熱が再燃するのに相応しいシチュエーションですね。

「その試合に感動して、日本に帰ってきて、自分でチーム作ったんです(笑)。最初はマネジャーとか、知ってる人を集めていたら、だんだん広がって、田臥勇太くんとか、大神雄子さんとか、KJ(松井啓十郎)とかが遊びに来てくれるようになって。あとは麒麟の田村裕くんや大西ライオンさん、関ジャニ∞の横山裕くんとかも来てくれて、各界にバスケ好きがいるんですよ。我々ってやりたくても体育館がないから、話を聞きつけると、体育館取れた人のところに集まる癖があるんです(笑)。そのチームを10年くらいやって、最近は仕事が忙しくなっちゃったので、後輩に二代目として運営を譲りました」

――その時からはレイカーズを追っていたんですか?

「再燃してからはコービーをずっと応援していて、あとはアレン・アイバーソン!衝撃的でしたね、ファッションも含めて格好よくて、憧れてましたね。それでデリック・ローズが現れてから、もう一度ブルズを応援しようって戻ってきました。転々と、チームというよりは選手を追いかけている感じですね。ローズをずっと応援しているんですけど、ここぞという時にケガをし続けていて。

でも、今シーズンはローズらしいクイックネスのあるプレーをたくさん見られてうれしいですね。オールスターの時に毎回『誰が好き?』って聞かれるんですけど、ローズが入っていないんですよ!入ってくれよっていう(笑)。ケガさえなければ、プレーヤーとしては絶対に入れるんでしょうけどね」

――NBAを見ていて、音楽活動にフィードバックされることはありますか?

「2つあって、1つ本当に大きいのはリフレッシュです。普段は音楽にどっぷりで、活動していない時でも曲を書いたり、制作をしている時間が長いので。そういう時に、大好きなバスケットの、しかも自分じゃとても出来ないようなプレーを見て感動するのが、非常にリフレッシュになっています。あと1つ、実際に現地に行ったりして思うのは、エンターテインメントの究極ですよね。

アメリカという多民族国家の中で、言語を越えた形でお客さんを喜ばせるっていう事に関して、プレーはもちろん、間のつなぎ方や登場の仕方、見せ方はライブの参考になります。コートでプロジェクションマッピングを行ったり、お客さんに向けて物を飛ばしたり、僕らもやってみたりしたし、たくさん学ぶことはありました」

――北川さんがずっとバスケを好きでい続けられる、その魅力はどこにあると思いますか?

「初めて生でNBAを見て、自分でチームをつくったとき、もう僕はゆずとして活動していたので…急に環境が変わって、友達付き合いが難しくなったり、悩んでいた時期だったんです。でもコートに立つと、バスケが上手いか下手かで全てが決まるし、バスケを通してフラットな人間関係を取り戻せたり、すごくバスケットボールに救われた感じがしていて、だから、バスケットボールへの愛がやっぱりあるんです。バスケだけじゃなく、スポーツには、いろんな気持ちをフラットにしたり、新たな人間関係をつくってくれたりとか、そういう要素があるんじゃないかと思います」