たくみお姉さん今春卒業! 新任はあつこお姉さん

2016/02/12 21:40 配信

芸能一般

21代目うたのお姉さんに決定した小野あつこ(左)と、継続が発表されたうたのお兄さん・横山だいすけ(右)

「おかあさんといっしょ」(NHK Eテレ)で、うたのお姉さんを務める三谷たくみの卒業が発表され、4月4日(月)の放送から小野あつこが新・うたのお姉さんとして出演することが分かった。

三谷は'08年にうたのお姉さんに抜てきされ、「たくみお姉さん」として現在に至るまで多くの子供たちに親しまれてきた。この8年という任期は、地上波では歴代最長となる。

卒業が発表された三谷は「今回の卒業は私の方から『卒業したい』と言いました。その理由というのが、8年間の中で本当にたくさんの経験をさせていただいて、たくさんの子供たちと出会うことができて、自分の中で『やりきれたな』という思いから次のお姉さんにバトンタッチしようと考えました」と自らの口でその理由を語った。

4月から21代目うたのお姉さんとなる小野は、音楽大学で声楽を専攻、在学中には児童館で子供たちと接してきた経歴を持つ。

新・うたのお姉さんとして発表された小野は、「小さいころから音楽が大好きで、子供が大好きで、子供と関われるお仕事をすることがずっと夢でした。『おかあさんといっしょ』は、私にとっても小さい時の温かい思い出がたくさん詰まった特別な番組です」とコメント。

続いて「近所のお姉さんのような感覚で、子供たちに親しみを持ってもらえるお姉さんになりたいです。また、番組を見てくださる皆さんに笑顔になっていただけるようなお姉さんになれるよう、日々頑張ります」と笑顔で語った。

会見には、4月からもうたのお兄さんを継続する横山だいすけも登壇。8年間番組で共演を続けた三谷へ「子供たちの未来につながる番組を目指してここまでやってこられたのは幸せなことで、僕も8年間こうしてやってこられたのは、たくみお姉さんが一緒に歩んできてくれたからだと思います。本当にありがとう」と声を掛けた。

一方、うたのお姉さんとして新たな相方となる小野へは「あつこお姉さんの持っているフレッシュさと、僕の持っている経験をどうしたらいい形でまた新しい『おかあさんといっしょ』の空気を作っていけるかが今から楽しみです」と歓迎した。

最後にたくみお姉さんは、「子供たちとお話をしたり、子供たち同士で話をしている姿を見たりすることで、本当に面白いことがたくさんあります。だから、子供たちを見ていたらいっぱい楽しいことがあると思います。あと、くれぐれも体には気を付けて頑張ってください」とあつこお姉さんへエールを送った。なお、卒業が発表された三谷だが、5月の「ファミリーコンサート」へゲスト出演することが決まっている。

体操のお兄さんの小林よしひさ、パント!のお姉さんの上原りさは、現状と変わらず新年度も継続して出演する。