遠藤憲一と渡部篤郎がW主演するドラマ「お義父さんと呼ばせて」(フジテレビ系)で、2月23日(火)に放送される第6話から保(遠藤)の姉・留美子(秋野暢子)が登場する。
留美子は、28歳差の美蘭(蓮佛美沙子)と結婚を決めた弟・保を心配し、チクチクと小言を言って美蘭を困惑させる他、保を敵視する紀一郎にもかみついていく。今回、留美子を演じる秋野がインタビューに答えた。
――遠藤さんの姉という役どころを演じた感想はいかがですか?
私、周りから「遠藤さんと似てる!」ってすごく言われるんです。エンケンさんご本人にも「秋野さん、似てますよね、俺たち」って言われました。2人とも割と細身なので、一緒にいると姉弟みたいなのかなと思います。
エンケンさんとの共演はドラマでは初めてなのですが、とてもフランクで人懐っこい方だから、私もスッと気持ちが入れました。今ではこのドラマの現場以外で会っても、「大丈夫かな、弟…」と心配になっちゃいます(笑)。
エンケンさん自身、すごく人柄も良いし、気の使い方も上手ですごくいい方ですね。自分の方が年下だと思っていたんですけど、私が4つも上だったのでショックでしたね(笑)。
――美蘭に厳しく接する留美子が面白く描かれていましたが、演じていていかがでしたか?
皆さんと相談させていただきながら撮影できたので、楽しく演じることができました。
――花澤家で繰り広げられる会話が面白いと評判ですが、実際にお芝居でこの会話劇に参加してみていかがでしたか?
チームとして出来上がっているところにお邪魔するのは少しドキドキしますね。現場特有のテンポがありますし、途中から入ると、このテンポ感をどう処理していくか難しく感じるものですが、エンケンさんがソフトで明るくてカジュアルな方なので、途中からでも入りやすくて、救われる感じがしました。
――そんな遠藤さんが今回は“恋愛する役”を演じています。実際にご覧になっていかがですか?
私の娘が22歳の大学生なのですが、エンケンさんのファンらしいんです! 「何で?」と聞いたら、「すごくかわいい!」と言っていました。役柄としてはコワモテの役が多かったと思いますので、はにかんだ感じが逆にかわいいんでしょうね。この年で恋愛をしている姿を演じるのは、小恥ずかしいとは思いますが、楽しんで演じてらっしゃると感じますね。
――もしも実際に娘さんが、美蘭のようにご自身と同い年の彼氏を連れて来たら、どう対応されると思われますか?
私と同じ年齢の男性を連れて来たら、思わず「介護が待ってるぞ!」と言ってしまうかも(笑)。でも、娘本人が良ければいいのではと思います。娘の人生ですし。
――最後に見どころをお願いします。
やっぱり“兄弟愛”ですよね。51歳にもなってもう結婚はダメだろうと思ってた弟が、24歳の若い子と恋愛をする。お姉ちゃんとして焼きもちもあると思うんですよ。気の弱いダメな51歳の弟を一生懸命に思っている。ただ、ちょっと変わったお姉ちゃんなので、引っかき回してしまうんですけど…(笑)。その辺のバランスをご覧いただければと思います。
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