4月1日(金)に公開される多部未華子主演映画「あやしい彼女」の完成披露試写会が2月22日に行われ、主演の多部をはじめ、倍賞美津子、要潤、北村匠海(DISH//)、志賀廣太郎、小林聡美が登壇した。
盛大な拍手で迎えられる中、登場した多部は「初めて映画を見ていただくということで、皆さんの感想にドキドキしていますが、楽しんで見ていただけたらいいなと思います」とあいさつ。
見た目は20歳の女の子、中身は73歳の老婦人という、誰もが一度は夢見る壮大な“人生リセット劇”のヒロインを演じる多部がボソボソっと話し始めると、すかさず倍賞と要から「声が小さい!(笑)」とツッコミが入るなど、和やかムードで舞台あいさつが始まる。
多部は「(倍賞とは)同一人物なので同じシーンはなかったのですが、同じ日に撮影はあって、倍賞さんがたくさん話掛けてくださったのですが、申し訳ないぐらい私が人見知りで。とにかく同じ気持ちや動きを共有できたらいいよねという話はしていました」と、倍賞との撮影エピソードを語った。
本作では、多部演じる若返った主人公が、その天性の歌声で周りの人々を魅了していくが、劇中で実際に多部自身が歌声を披露している。
そんな多部の歌声について「天性の歌声ってあるんだなって。思わず膝から崩れ落ちそうになったんですが(笑)」と要が絶賛。
さらに、「役を忘れて『何ていいんだろ~!』って」(志賀)、「ここまでストレートにくる歌を久々に聞いたなと思って感動しました」(北村)と、他の共演者も同様に歌唱力を褒めちぎると、多部は「本当やめてください」と照れ笑いしていた。
劇中で誰にも言えない秘密を抱えている主人公にちなみ、キャストたちの“誰にも言えない秘密”を暴露するため「主人公の節子は、若返ってしまったことで、さまざまな世代の男性に思いを寄せられることになります。もし皆さんがお付き合いをするなら『A:頼れる年上の異性』『B:守ってあげたくなるような年下の異性』どっち?」という質問には、全員がAを選択。
Aを選択した理由について、小林が「年上というとかなり限られてきたゾーンではありますね…」とポツリと漏らすと、大ベテランの志賀&倍賞から「そんなこと言わないでください(笑)」と、ツッコまれていた。
一方、多部は「頼れるのが一番必要。要さん演じる小林はとってもすてきな役で、本当にすてきな男性でした。要さんとは2回目の共演で、こんなにイケメンだったっけと思うくらい、ビックリするぐらいすてきな役柄でした(笑)」と発言をすると、要は思わず「役柄だけということでビックリしました」と苦笑いし、会場は爆笑の渦に包まれた。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)