琴奨菊が恐竜倒して“綱とり”へ

2016/02/24 18:17 配信

映画

映画「ジュラシック・ワールド」のブルーレイ&DVDリリース記念イベントに登壇した中畑清と琴奨菊

昨年公開された映画「ジュラシック・ワールド」のブルーレイ&DVDのリリース記念イベントが2月24日に行われ、大相撲の大関・琴奨菊中畑清前横浜DeNAベイスターズ監督が登壇した。

映画「ジュラシック・ワールド」は、「ジュラシック・パーク」シリーズの14年ぶりとなる第4弾で、シリーズ生みの親スティーブン・スピルバーグが製作総指揮を務め、コリン・トレボロウが監督を担当。

「ジュラシック・パーク」の惨劇から22年がたち、世界中から毎日2万人の旅行客が訪れる人気観光地となっていた夢のテーマパーク「ジュラシック・ワールド」で、再び恐竜たちの暴走が起きる。

そんな話題作が2月24日に早くもブルーレイ&DVDを発売。そのヒット祈願として、映画内でも度々登場した車「メルセデス・ベンツ」の東京・六本木にある、ブランド情報発信拠点「メルセデス・ベンツ コネクション」でイベントが開催された。

キーワードの「ナンバー1」にちなんで、ことしの大相撲初場所で10年ぶりに日本人力士として優勝した琴奨菊と、現役時代“絶好調男”の愛称でファンに愛された前横浜DeNAの監督・中畑が登場。

'93年のシリーズ第1作「ジュラシック・パーク」からのファンだという琴奨菊は、「T-レックスとハイブリット恐竜の戦いもすごい迫力ですけれど、主人公がどうやって子供たちを救うのか、恋愛がどう発展していくのかなど家族で楽しめる作品です」とPR。

映画に登場する移動用小型球体でジュラシック・ワールド内を巡りたいと夢を語る琴奨菊は「座席で肘かけがあるだけで苦労するので、実際に入れるか心配…」と笑いを誘った。

中畑は「これが将来現実になるのかなと思いながら見ていました」と語り、映画の登場人物になれるとしたら「主人公!」と言うものの「コーチや監督時代に私(の指導)で成長した選手はいないので、恐竜を従えられるか分かんないけどね」とぼやいた。

イベントの途中には恐竜“ラプトル”が乱入。マスコミを威嚇したり、司会のLiLiCoを襲ったりと暴れ回るラプトルの前に立ちはだかった琴奨菊は「琴バウアー」でラプトルの動きを止めると、見事に手なずけた。

「土俵の上では、逸ノ城関みたいな自分よりデカイ恐竜のような相手と戦っているからね」と余裕の表情を見せる。

一方、終始ラプトルに威嚇されっ放しだった中畑は「これがいるなら現実にできても『ジュラシック・ワールド』には行きたくないかな~」と逃げ惑う始末。

さらに、スペシャルゲストとして元プロ野球選手の松井秀喜がビデオメッセージで登場し、「メジャーリーグ級に面白い作品」と絶賛。

そんな松井から「ジュラシック」シリーズの監督になりたいという発言も飛び出すと、映像を見た中畑は「彼はいつかプロ野球の監督にならなきゃいけないでしょ。そのくらい存在感が大きい。順番で言ったらもうなってなきゃいけない」と熱く語った。

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