「ヤングエース」(KADOKAWA)で連載中の三部けいによる同名漫画を実写化した映画「僕だけがいない街」の完成披露試写会が、2月25日、都内にて開催され、出演する藤原竜也、有村架純、及川光博、鈴木梨央、中川翼、杉本哲太、石田ゆり子と平川雄一朗監督が登場した。
同作は、“リバイバル”という時間が巻き戻る不思議な現象に巻き込まれた主人公で売れない漫画家の悟(藤原)が、現在と過去を行き来しながら、自身が無実の罪を着せられ、犯人として指名手配中の2006年の“母親殺害事件”と、18年前の“連続誘拐殺人事件”の謎と真犯人に迫るミステリー。
トークショーでは、ストーリーの“リバイバル”にちなみ、藤原、有村の幼少期の写真を公開。藤原は「自分も33歳になって、人って成長するんだなとしみじみと感じています」と感想を述べた。続けて、当時に戻ってやり直したいことを聞かれると「ないでしょ!このままでいいですよ」と即答。一方、有村は「いつも同じ髪形だったので、違う髪形にしてみたい」と答えた。
さらに、鈴木、中川の18年後を予想した顔を公開。どんな大人になっていたいかを尋ねられた鈴木は「自分が悪いことをしたときに素直に謝りたい。間違っている人を見つけたら勇気を持って意見を言いたい」とコメントし、共演者陣を感嘆させた。
また、今作が初めての本格的な演技だったという中川が「目標としている俳優は藤原竜也さん。とっても格好良くて、声が渋くて、心に残るお芝居をするところが大好きです」と答えると、会場は拍手で包まれた。
原作は「このマンガがすごい!」3年連続ランクイン、「マンガ大賞」3年連続ノミネート、「これ読んで漫画RANKING」1位を獲得した人気漫画で、著名人や書店員からも高評価を得ている。現在、7巻まで発売されており、5月に最終巻が発売予定。
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