テレビアニメ、劇場アニメなど、話題の新作アニメに注目し、出演者のインタビューを通して作品やキャスト・スタッフの魅力を紹介する。
4月9日(土)深夜より日本テレビほかで放送スタートのアニメ「ふらいんぐうぃっち」(毎週土曜深夜2:25-2:55ほか)は、15歳になった木幡真琴が、一人前の魔女になるために引っ越した青森で、またいとこの圭や千夏、新しい友人らとまったり過ごす日々を描いた日常系アニメ。
「15歳になったら独り立ちし、社会に出る」というしきたりを持つ魔女の真琴は、高校進学を機に黒猫のチトと共に青森の親戚の家に引っ越す。そこで起こる不思議な出来事や魔女の修行もほどほどに、真琴は楽しくのんびりした新生活を始める。
今回、本作のメーンキャラクター・木幡真琴を演じる篠田みなみと、倉本千夏を演じる鈴木絵理、倉本圭役の菅原慎介にインタビュー。キャラクターや作品の魅力、見どころなどについて聞いた。
■篠田みなみと、鈴木絵理、菅原慎介 インタビュー
――まず、作品の印象を教えてください。
篠田みなみ(木幡真琴役):ゆったりとした雰囲気で、読んでいるうちにリラックスできる作品だなという印象を受けました。独特のテンポの中に、クスリと笑える場面や、魔法というアクセントが入っていたりして、読んでいて夢中にさせてくれる作品です。
菅原慎介(倉本圭役):日常系といわれる漫画を読むのは、この「ふらいんぐうぃっち」が初めてだったのですが、ゆったりとしたテンポの作品なのに、気付いたら一気に読み進めていました。描かれているキャラクターも特徴的で、普段の日常を切り取って表現しているのが、読んでいて面白かったです。特に圭のお父さんが印象的です。
――では、演じられているキャラクターや、気になるキャラクターについて教えてください。
篠田:私も倉本圭くんのお父さんは気になりますね(笑)。あの津軽弁を生で聞けると思うと、今から楽しみです。私が演じる真琴ちゃんは、すごくのんびりしていて、マイペースな女の子です。周りを巻き込む程マイペースなんですけど、自然体なかわいさを持っている子だなと思いました。収録を通して「真琴はそこまでマイペースだったのか」と再確認しました。
鈴木絵理(倉本千夏役):千夏ちゃんはマイペースで、自分の思っていることをそのまま口に出しちゃう場面もあって、すごく子供らしい子供だなと思いました。気になるのは、第1話に出てくる“マンドレイク”ですね(笑)。本当に青森にいそうな感じがして、実際に探しに行きたくなります。
――第1話のアフレコを終えられての感想をお願いします。また、第1話で印象的だったシーンやせりふがあれば教えてください。
菅原:印象的だったのは、やっぱり“マンドレイク”でしょうか。すごく叫んでらっしゃったので(笑)。圭のせりふでは、千夏が真琴と買い物に行く時に言った「俺もドーナツ食べたい!」ですね。彼のマイペースなところがよく表れていると思います。第1話を収録して、キャラクターを表現するということを考えさせられたので、もっと圭と向き合っていきたいなと思います。
鈴木:台本2、3ページにわたり「ずっとアドリブ」と書いてあるシーンがあって、映像では1分くらい頑張っています(笑)。その場面では「シンプルな言葉でいきましょう」とご指示を頂いたので、あくまで子供らしく、素直な気持ちで演じました。第1話では、千夏ちゃんが真琴ちゃんに心を開いていく様子も描かれているので、そこにも注目してほしいです。
――最後に、出演にあたっての意気込みや視聴者の皆さんへ一言お願いします。
篠田:初めての主演ということで不安もありましたが、第1話収録での現場を見て「これから頑張っていこう」と決意が固まりました。真琴役として一歩一歩、成長していきたいと思います。また、役を頂いた時に、真っ先に青森の旅行雑誌を買いに行って、最近ではリンゴの商品があると気になってしまいます(笑)。みんなが青森のことを、そして作品のことを好きになってくれるように、微力ながら頑張りますので、よろしくお願いします。
鈴木:千夏ちゃんの演技はアドリブも多く、自由に演じさせていただける役なので、子供らしい元気さやマイペースさを表現できたらと思います。役が決まった際、ディレクターさんが「ナチュラルなお芝居をする方をキャスティングしました」と言ってくださったので、自然な演技でやっているところをぜひ注目してください。
菅原:「ふらいんぐうぃっち」は本当に面白い、いいキャラクターがたくさんいる楽しい作品なので、皆さんに知っていただけるように僕は何でもやります! 例えば、友達に宣伝したり…あと、リンゴも食べます(笑)。
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