8月に全国で公演が始まる「2万人の鼓動 TOURSミュージカル『赤毛のアン』」において、主人公アン・シャーリー役に上白石萌歌(かみしらいし・もか)が起用されたことが分かった。また、主人公アン・シャーリーと共に物語を盛り上げていく友人のダイアナ・バリー役は、 2年連続でさくらまやに決定した。
上白石は、'11年の第7回「東宝シンデレラ」グランプリを最年少で受賞し、3月18日(金)に放送される「金曜ロードショー!特別ドラマ企画『さよならドビュッシー ~ピアニスト探偵 岬洋介~』」(日本テレビ系)への出演も控える注目の若手女優。
女優としてだけでなく、ティーン誌でのモデル活動、またNHKのアニメ番組「はなかっぱ」(NHK Eテレ)のオープニングテーマ「ス・マ・イ・ル」での歌手デビューなど、多方面で注目を集めている。
今回アン役に大抜てきされた上白石は、「原作を意識した強いアンを演じてほしい」という狙いがあり、キャスティングされたという。
実姉で昨年アン・シャーリー役を務めた上白石萌音(かみしらいし・もね)とはまた一味違う、若々しい魅力と前向きな可能性を秘めており、上白石萌歌によるTOURSミュージカル史上最年少のアン・シャーリーの姿に期待したい。
一方、さくらまやは、'04年の全国童謡歌唱コンクールグランプリ大会での金賞受賞をはじめ、数々の歌唱コンクールなどで優勝、入賞してきた実力派演歌歌手。その他、'13年にはエステー株式会社の「消臭力」のCMに、昨年には「米唐番」のCMにも出演し、お茶の間に抜群の歌唱力を届けている。
アン役を務める上白石萌歌は「学校のテストが終わった後に電話でアン役が決まったと聞いた時は全く信じられなくて、その日は実感がありませんでした。家に帰ってすぐに母に報告し、家族も喜んでくれました。去年の姉(萌音)のアンとは違った表現で演じられたらいいなと思っています。
元気だけではなく、アンの優しさや感性の豊かさ、人へのストレートさなど私自身がアンに対して尊敬する部分をうまく表現し、そして、少しでもアンに近づけたらと思います。この舞台は、私の役者人生にとって大きい糧になると思っています。終わった後にすごい達成感があると思うので全力で走り、私らしいアンを演じたいと思います」と、初々しく意気込みを語る。
一方、2年連続でダイアナを演じるさくらは「ダイアナと私の共通点は、心の内に一度入れた人や思いを大切にすることだと思います。ダイアナを演じるのは2度目になりますが、目標は昨年以上にダンスを頑張ることです!
初めてのミュージカル出演となった昨年は、たくさんの人に支えられてやっとのことで、遂げた夏でした。ことしはお世話になった分、私が人一倍頑張ろうという気持ちで挑もうと思います。そして、この気持ちを舞台を通してたくさんの人に届けたいと思います」と、力強くアピールした。
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