松下由樹ら“大奥女優”が「大奥」の真実に迫る!

2016/02/29 10:00 配信

バラエティー

「ぶっちゃけ寺&Qさま!!豪華2本立て」に出演する爆笑問題・田中裕二、太田光とゲストの松下由樹(写真左から)(C)テレビ朝日

2月29日(月)に放送される「ぶっちゃけ寺&Qさま!!豪華2本立て」(テレビ朝日系)内の、「お坊さんバラエティ ぶっちゃけ寺」ブロックでは、“男子禁制の女の園”「大奥」の謎に迫る。「大奥」のドラマシリーズに出演した松下由樹星野真里久保田磨希という“大奥女優”が降臨し、爆笑問題らと共に大奥を学ぶ。

「大奥」とは、徳川幕府の三代将軍・家光の乳母である春日局が、家光の花嫁候補となる女性を全国から集めて住まわせ、“男子禁制の女の園”としての形を確立させたとされる場所。今回、お寺に残る大奥ゆかりの品々を糸口に、大奥の秘密と仏教との関係をひも解く。

スタジオにはドラマ「大奥」シリーズで春日局を演じた松下が登場。各地のお寺に残る貴重な品々から、大奥に人生をささげた女性たちの信仰心に迫る。松下は役作りのため熱心に勉強していたこともあり、春日局への造詣が人一倍深いが、「ぶっちゃけ寺」で明かされる真実には未知のものも多くあったよう。

収録を終えた松下は「大奥とお寺の関係がすごく面白かったです! ドラマの中でも仏様に祈るシーンがたくさん出てきたのですが、大奥を極めたきらびやかな女性たちと、末端の女性たちの思いは一緒だったんだなと実感しました」と、しみじみと語った。

さらに、今回はお寺に移築された「春日局の部屋」や、普段は公開されていない「春日局の直筆の手紙」、テレビ初公開の「春日局が大奥で拝んでいた聖徳太子像」も紹介しながら、家光を溺愛した春日局の“教育ママ”としての顔、権力者としての顔、そして知られざる素顔にも肉迫し、松下も食い入るようにVTRを見詰める。

また、大奥のシステムを確立した春日局と並び、現代でもその名をはせているのが…家光の側室の一人で、五代将軍・綱吉の生母となった桂昌院。

一説では八百屋さんの娘だったとされる桂昌院が、大奥のトップにまでのし上がれた理由も解き明かすため、「大奥」シリーズでお玉(のちの桂昌院)を演じた星野真里が東京の護国寺へ向かう。

発掘されたお骨から復元した桂昌院の胸像や、普段は公開していない桂昌院の念持仏の御前立「如意輪観世音菩薩像」と、“感動の対面”を果たす。

さらに、「大奥」シリーズで女中・浦尾を演じた久保田磨希も出演。女性が大出世を果たせる可能性を秘めた“夢の場所”である一方、大奥は嫉妬が渦巻く“権力争いの場所”でもあった。

その中で必死に生き抜こうとした女性たちの知恵を探るべく、都内のお寺を巡る。中でも、久保田の心を揺さぶったのが亮朝院にある“大奥女中が愛した伝説の仏像”だ。思わず久保田が涙してしまった仏像にまつわるエピソードとは。

ドラマという形で大奥の世界を現代によみがえらせた“大奥女優”3人を迎え、当時の女性たちの心情にも深く斬り込む今回の「ぶっちゃけ寺」。次々と出てくる“大奥の真実”に、多くの視聴者が常識を疑ってしまいそうだ。