又吉直樹の芥川賞受賞作をドラマ化したNetflixオリジナル作品「火花」がクランクアップ。合わせて追加キャストが明らかとなった。
昨年11月のクランクインから約4カ月にわたり進められてきた撮影は、出演者が口々に「最高の環境」と言い切るほど、撮影現場の雰囲気は良いものであった様子。
徳永役の林遣都、神谷役の波岡一喜は撮影中にそれぞれ、「不安はたくさんあるんですけれど、廣木隆一総監督を始めとして映画界のトップクラスの方々とご一緒できているのが、とにかく幸せ。何より僕らが自由に、ちゃんと魂を込めてリアルに演じられる環境を作っていただけているのが本当にありがたいことです」(林)、「僕らが余計なことを考えないでいい環境を作ってくれている。監督とどう演じるかを話し合いながら、集中して役作りできています」(波岡)と語っている。
廣木隆一、白石和彌、沖田修一、久万真路、毛利安孝の5人の監督陣それぞれによって、徳永と山下(好井まさお/井下好井)によるコンビ「スパークス」と、神谷と大林(村田秀亮/とろサーモン)によるコンビ「あほんだら」の2組が描かれた本作。
数々のヒット作を生み出している各監督による個性が、どのようにちりばめられているかも注目される。
全10話・約450分という大作となる本作品。既報の面々に加えて、数々の名キャストが徳永と神谷を支える。徳永が住むアパートの住人役に渡辺哲と渡辺大知。徳永のバイト先の店長役を温水洋一が演じる。徳永の相方・山下の彼女役には、高橋メアリージュン。
他にも、山本浩司、宮崎吐夢、徳永えり、徳井優、嶋田久作、今井華、島袋聖南、福田転球・忍成修吾、村杉蝉之介、武田梨奈ら多くの俳優陣が出演。
また、今田耕司やレイザーラモン、千鳥ら芸人勢も多数登場。原作者・又吉と同居しているというパンサー・向井慧とサルゴリラ・児玉智洋もキャスティングされた(サルゴリラは相方・赤羽健一も出演)。
先輩と後輩という関係性にある2人の売れないお笑い芸人が夢と現実のギャップにもまれながら、自らの道を貫こうともがいて生きるさまを描いた「火花」。廣木隆一が総監督を務め、主人公・徳永を林遣都、徳永の憧れる先輩・神谷役を波岡一喜、そして神谷の同居人・宮野真樹役を門脇麦が演じている。
クランクアップを迎え、いよいよこの春、世界各国にてストリーミングがスタート! ドラマシーンにどんな“大輪の花”を咲かせるのだろうか?
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