毎週水曜に放送中のドラマ「フラジャイル」(夜10:00-10:54フジテレビ系)で、3月2日(水)の第8話放送を前に先行試写会が東京・台場で行われ、主演の長瀬智也、武井咲が登壇した。
今作は、同名漫画をドラマ化した医療エンターテインメント。イケメンだが偏屈で、患者の命と医療の正義のためなら相手が誰であろうと衝突をいとわない天才医師・岸京一郎(長瀬)が、信念を貫き奮闘する姿を描いている。
第8話の放送日翌日が“桃の節句”ということで、百歳(ももとせ)まで健康で長生きできるように気を使っていることを聞かれた長瀬は「多少食べ物に気を使ってるくらいですかね。きのうお肉にしたから、きょうは魚にしようかな…とか。あとは、母が健康マニアなので『これ飲みなさい!』とかいろいろ置いていくんですよ。酵素とか(笑)」と意外な一面を明かす。
さらに「こう見えて、お母さんの言うこと聞きますよ!」とおどけ、会場を笑わせた。
女きょうだいのいる長瀬は、同じく女きょうだいのいるTOKIOの国分太一と「何でも『かわいい!』って表現しちゃうよね」と意気投合したとか。それを聞いた武井は「そういえば長瀬さん、セット内にあるヒヨコの人形をいつも『かわいい~』って言ってる!」と、暴露され照れ笑いを浮かべた。
会場には「フラジャイル」ファンのOL230人が集まり、「もし岸が上司ならどのせりふを言ってほしいか?」ランキングを発表。
「あんた、バカなのか」が第3位に選ばれると長瀬は「これ本当に言われたいの!?」と驚いた表情を見せる。すかさず武井が「長瀬さんだから言われたいんですよ!」とかわいく気持ちを代弁すると、「そうなの?じゃあ、みんなに言ってやろ~(笑)」とニヤリ。
「でも、うちのメンバーの松岡(昌宏)だったらすぐに言ってくれるよ?『バカ野郎!』って」と突然メンバーの物まねを披露する一幕も。
第2位には「共犯になってやるよ」、そして第1位は毎話お決まりの名文句「僕の言葉は絶対だ!」が選ばれた。これを受け、長瀬は「なかなか言える言葉じゃないから、この言葉は気持ちいいですよね。僕は変わっている人が大好き。岸は魅力的で、大好きなキャラクター。僕自身は普段あまり言えないことが多いから、岸を演じながら発散している感じ。思いっきりクサく言ってやろう、って思ってます」と語った。
また「どんな部下ならかわいがりたい?」と質問が飛ぶと、武井は「私、野村(周平)くんがいい!」と共演の野村の名前を挙げる。
「自由でかわいくて『長瀬さん、ウナギ食べたいっす』とか長瀬さんに毎日メールしているみたい」と明かすと、長瀬も「撮影がないときも、ロケ現場の写真をメールで送ってくるんですよね(笑)。いいムードメーカーですよ!」と、現場の雰囲気の良さをうかがわせた。
最後に長瀬は「今、最終回を撮っているんですが、ドラマ版の理想の色になっています。『フラジャイル』でしか感じられないメッセージがあって、10話を見ればそれが何なのか分かると思います。生きていく上で大事なメッセージがあるので、ぜひ最終回までリアルタイムで見てください」と、メッセージを送った。
第8話のあらすじは、岸と宮崎(武井)は、医学生に病理医の仕事を学ばせるため、温泉旅館で開催された“病理の学校”に参加する。
一方、病理診断科では森井(野村)が1人居残って仕事をしており、細木(小雪)の女性外科から複数の検体が送られ、忙しなく働いていた。翌日、岸は森井が用意した女性外科の検体を調べる。
岸の病理診断で細木の患者は問題なかったが、同じ女性外科の柳原亮子(森口瑤子)の患者にがんが見つかり、手術をすることに。そして柳原の患者の手術が始まるのだが、術中迅速病理診断で組織にがんは認められず、岸の診断に誤りがあったのではと病院内が騒然となる。
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