3月6日(日)に“ひとり芸”の頂点を決める「R-1ぐらんぷり2016」(夜7:00-8:54)の決勝戦がフジテレビ系で生放送される。今回はA～C各ブロックを1日ずつ3日間に分け、決勝進出者発表会見の直後に行われたインタビューの様子を紹介していく。
【Aブロック シャンプーハット・こいで】
――決勝進出を聞いた時の気持ちはいかがでしたか？
うれしさと、いばらの道が見えてしまったなという感じもしましたね。合格を聞いてから、首から腰にかけて痛いです(笑)。楽しみたいなとは思いますけど、プレッシャーもありますし、ほんまにこれ楽しめるのかっていう感じもありますね。
――決勝に向けて秘策はありますか？
緊張して口がめっちゃ臭くなるってよく聞くんです。ということは、逆に口さえ臭くならなかったら緊張していないということなので、臭くならないように何か努力したいと思います。たぶん緊張したら口が渇くんですよ。だから、どこかに梅干しを持っておこうかと。梅干しのイメージだけで唾が出るので(笑)。
――'13年に出場して、'14、'15年と2年間出られなかったのはどうしてですか？
'13年の3回戦の最後にめっちゃスベッたんで、難しいなっていうのが正直なところだったんですけど、(R-1を)見るたびに出たくなるんですよね。「みんな闘ってんな！」って思って。でも、出る発想がなかったですね。
――今回出ようと思ったきっかけはあったんですか？
マネジャーが「出ないんですか？」って言ってきたので(笑)。「出えへんよ」って言ったけど、出ない意味もないなって思って。「とりあえず今からめっちゃ一生懸命考えるからエントリー締め切りまで待ってくれ」って言って、ネタができたので出ました。毎年決勝を見てたら、ちゃんとネタを作らないと絶対に勝てないので。たまに「これ準決勝ウケてるけど、もし受かったら決勝俺どないなんねん」って不安な年もあったりもしました。
――ことしの仕上がりについてはいかがですか？
仕上がったつもりではいるんですけど、周りも仕上がっているから何とも言えないですよね。準決勝を見た感じ、みんなめっちゃ面白かったので。
――決勝は生放送ですが、緊張を感じていますか？
“ピン芸”の怖いところは、もし一言目のせりふを忘れたら一生ネタが始まらないということなので、一言目のせりふだけはしっかり覚えていこうと思います。
――相方のてつじさんとは「R-1」について何か話しましたか？
発表の時にもいたので「ほんまにうれしいわ」って言ってました。
――賞金については？
賞金に関してはみんな話してこないですね。賞金を取るとまだ誰も思っていないですね(笑)。
――決勝をきっかけに東京進出を考えたりはしないんですか？
もちろん、常にその気持ちもありますし、まだまだ東京では全然知られていないのでちょっとずつ露出していきたいなとは思いますね。
――最後に意気込みをお願いします。
ほんまに笑顔をなくさないようにしたいですね。笑えなくなったら終わりなんでね、何があっても笑っていようと思います。
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