毎週日曜に日本テレビ系で放送中のドラマ「臨床犯罪学者 火村英生の推理」(夜10:30-11:25)で謎の少年・坂亦(さかまた)を演じている小野寺晃良にインタビューを敢行!
演技初挑戦にして抜群の存在感を発揮し、注目を集める小野寺。殺人犯という難しい役どころだが、どのように役作りをしたのか、またここでしか見られない小野寺の素顔に迫る。
――演技初挑戦にして、謎の少年・坂亦を演じてどんなお気持ちですか?
まさか初めての演技で、こういった怖い役をやるとは思っていなかったので、びっくりしましたし、気が引き締まりました。
――役作りはどんなふうにしましたか?
最初に原作を読んだのですが、ふわっとしたイメージしかできなかったので、両親がいなくて、学校で浮いている存在という具体的な情報を追加しながら、自分の中でイメージを膨らませていきました。ただ坂亦は普通じゃないし、共感できる部分も全くないので、ないからこそ難しかったです。
――プロデューサーや監督とは、演技について話したりしますか?
撮影前に、「(坂亦は)愛が足りなくて、何かが欠落している、ある理由でそうなってしまった少年」という説明を受けました。でも撮影が始まってからは、自分の中でイメージしたものを実際にやって、違ったら監督から「ここはもっと暗い感じ」とか、「もっと強い口調」という具体的なアドバイスをいただきました。
――せりふを覚えたり、演技の練習はどのようにしていますか?
声に出してというよりは、自分一人で台本を読み込んでいきます。
一人のシーンの時は、内側に意識を持っていって、誰かと一緒のシーンはせりふを覚え込み過ぎない、作り込み過ぎないようにして、自然な会話になるようにしています。
――共演者の方とのエピソードをお聞かせください。(インタビューは9話の撮影前)
斎藤(工)さんは、ずっとテレビで見ていた方なので、(共演することに)緊張しているんですけど、すごく楽しみです。山本(美月)さんは、すごく優しくて、撮影現場での用語とかを横でスッと教えてくださったり、いろんな面で助けていただきました。
――撮影で一番苦労したことはどんなことですか?
京都ロケで、朝がものすごく寒くて舌が思うように回らなくて、滑舌が悪くなってしまいました。今後は寒さとか関係なく、そういうふうにならないように気を付けなきゃいけないなって思いました。
――これまで放送を見て、周りの方の反響はいかがですか?
1話が放送された翌日、学校でみんなにせりふを繰り返し言われました(笑)、恥ずかしいけれど、みんなに見てもらえてうれしかったです。今、学校でみんなに「坂亦」って呼ばれてます(笑)。
――今後の見どころをお聞かせください。
坂亦に共感はできないけれど、かわいそうな部分や、同情できる部分など、ただ嫌われ者の犯罪者というだけじゃない部分も頑張って表現したので、ぜひ注目していただきたいです!
――今後どんな役に挑戦してみたいですか?
坂亦と僕は正反対で、僕自身はすごく明るいので、そういう素の部分も出せるような役をやってみたいしですし、学園ものとかに出てみたいです。
――小野寺さんのマイブームがあれば教えてください。
学校の友達5人でバンドを組んでいて、僕はベースをやっているんですけど、音楽は趣味でもあるし、息抜きでもあります。音楽は、すごく楽しいし今一番はまってます!
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