【沖縄】池袋に「沖縄今帰仁絶景カフェ」限定オープン

2016/03/05 09:00 配信

芸能一般

「沖縄今帰仁絶景カフェ」が期間限定でオープン

沖縄県の今帰仁村(なきじんそん)が、3月4日、東京・池袋の商業施設WACCA5階にあるキッチンスタジオLupeにて、「沖縄今帰仁村絶景カフェ」と題するイベントをスタートさせた。

この期間限定オープンのカフェでは、ドローンも使って撮影された今帰仁村の絶景映像「今帰仁空中散歩」を鑑賞しながら、今帰仁村の特産品であるスイカを使ったスペシャルメニュー全8種や、「今帰仁の駅そーれ」による沖縄そば・ジューシーおにぎり・サーターアンダギーといった沖縄の定番メニューが味わえる。

このイベントは、今帰仁村が展開する「今帰仁村大学生アンバサダー事業」の一環として開催される。

同事業は、地域振興に関心が高い首都圏の大学生が“大学生アンバサダー”となり、今帰仁村の観光や村民との触れ合いを体験した上で、大学生の視点から村が抱える課題を捉え、振興アイデアの提言を行うもの。

初日のカフェオープン前には、プロジェクトの東京報告会が開催され、跡見学園女子大学、東京農業大学の学生らが、それぞれのチームで考案した観光誘致施策や地域活性企画、料理メニューやお土産の新企画をプレゼン。

今帰仁城跡でのウエディングやイルミネーション、プロジェクションマッピング、新開発のキャラクターを用いたお土産商品など、かわいさとひらめきが詰まった提言を次々と披露した。

お土産メニュー開発でアドバイザーを務めたフードアナリストの吉崎あいさんは、「クワンソウをバスグッズに仕立てるような、学生ならではの視点から飛び出すアイデアは素晴らしいと感じました」と大学生の発想を高く評価。

「今帰仁空中散歩」映像の制作や今帰仁村での企画統括を務めた琉球イレブン・米原直樹さんは、「女子大学生と村民がやりとりすることで、今帰仁村の意図も飛び越えて、商品アイデア実現化に向けてすでに動きだしちゃってる。その流れは止められないし、ステキなこと」と、大学生の行動力を称賛した。

カフェで用意されるメニューは、大学生アンバサダーと今帰仁村のカフェ「グリーンルームカフェ」が共同開発した「生ハムスイカ」「スイカチャンプルー」「スイカカレー」「スイカのシャーベットのミニパフェ」、キッチンスタジオLupe考案の「スイカサルサソースのタコライス」「スイカのスパーリングコンポート」「スイカジュレとクリームチーズのパイ」「スイカのデザートピザ」の8種。

カフェ内には、数多くの今帰仁村の物産が用意され、その中には泡盛や古酒で人気の高い商品を製造する酒造所「今帰仁酒造」の商品も。展示してある琉装に身を包む琉装体験も楽しめる。

さらに、大人の民泊を推進する「とまりーな」のPRブースや今帰仁村の不動産会社「北部住宅サービス」による今帰仁移住相談コーナーも開設される。イベントは3月6日(日)まで開催。