テレビ東京では、3月13日(日)に松井愛莉主演の深夜ドラマ「空腹アンソロジー」を放送する。
本ドラマは、“簡単料理のレシピに隠された心温まる人間模様”をテーマに、衝突ばかりしている娘の結婚前夜に父が振る舞う“おやじメシ”をめぐる物語を映像化した作品。
父がレシピに込めたまな娘への思い、娘が父に伝えたかった気持ち。父のアイデア手料理を通して、言葉にできない親子の思いがゆっくりと交わっていくさまを描く。
主人公のミサキを演じる松井はこれが深夜ドラマ初主演となる。また、娘のミサキと衝突してばかりの父・タカシは、六角精児が演じる。
松井は「今まで二人芝居をしたことがなかったので、ちょっと緊張しました。『普段うまく言えないことを結婚前夜だから言う』ということは、まだ味わったことのない経験なので、どういうふうに言ったらいいのかとか、私自身は反抗期もなかったので、(父親と)どうぶつかったらいいんだろうかと考えました。反抗期を経験した方や、お父さん世代の方など、いろいろな方に見ていただいて、そして共感してちょっとうるっときて、ぜひそばめしを作っていただきたいと思います」とコメント。
一方、六角は「自分がやったことのないことの一つ、“父親役”というものについて、役者としてのこれからのステップの一つとして、お芝居をさせていただきました。自分自身は、このストーリーのような経験をしたことはありませんが、自分の娘が嫁ぐというのは非常に大きな事だろうと思うので、そこには誰しも、共通の感情が少しはあるのだろうなということを踏まえて、やらせていただきました。共感を得ていただければありがたいです」と、父親役への意気込みを語った。
【あらすじ】
23歳のミサキ(松井)は、結婚が決まり、式の準備を着々と進めるが、父・タカシ(六角)と事あるごとに対立してしまう。
そんなミサキの“結婚前夜”、タカシはミサキに「そばめし」を振る舞う。その料理に、ミサキは父との日々を思い出し、家族への思いを感じ取る。
アイデアレシピに込められた、口にできない思いの数々。父の不器用な料理が、娘と父とのすれ違う心を溶かしていく。
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