3月13日(日)に放送される「中山秀征の究極ハウス」(テレビ朝日系)で、昭和の大スター・石原裕次郎の“究極のこだわり”を探るべく、中山秀征らが東京・世田谷区にある石原邸を訪問した。
同番組は、書道では高段位を有し、ボウリングはプロテストを受けるほどの腕前を持つ芸能界屈指の“こだわる男”中山をメーン出演者に迎え、全国津々浦々の“究極にこだわった家”「究極ハウス」を紹介するバラエティー。
そんな理解不能な“こだわり”を詰め込んだ“夢の家”を、中山、石原良純、松本明子、ハライチ・澤部佑が訪れ、家主の思いに触れていく。
こだわり抜いた家にはドラマがある。ユニーク過ぎる建築構造や装飾、各部屋の使い道だけでなく、家主のすてきな人生までもが見えてくる“究極ハウス”。家という切り口から、そこに暮らす人々の奥深い内面にもとことん迫る。
そして今回、芸能界で最も石原裕次郎を尊敬していると自認する中山が、世田谷にある石原邸を訪問。裕次郎のおいである石原良純と共に、昭和を席巻した大スターの偉大さと素顔を探る。
石原邸に到着した中山と良純を迎えたのは、裕次郎の妻・まき子夫人。夫人の案内で2人は早速開放的なリビングへと向かう。その先で彼らが目にしたのは、まき子夫人もロケ直前までその存在を知らなかったという「具志堅用高から裕次郎への退院祝い」、幼少期の良純が発見したという「丸みを帯びた部屋の作り」。
中山は冒頭から、裕次郎の愛すべき人柄と、知られざる嗜好(しこう)に舌を巻いていた。実はこの石原邸、まき子夫人は「建てる時に(自分は)ノータッチだった」そうで、屋内の至るところに裕次郎のこだわりがあふれている。
廊下には裕次郎が大好きだったという絵画を掛けるコーナーがあり、ヨットに乗っている感覚を味わえる娯楽部屋=通称“プレイルーム”、裕次郎の手のサイズに合わせた階段の手すり、大スターの知られざる息遣いが伝わってくるインテリアは、どれも圧巻そのもの。
さらに胸を打たれるのは、家に投影された夫婦愛。朝帰りが続く裕次郎を待っている間にまき子夫人が施したという「バラの刺しゅうが入ったクッション」、裕次郎が人知れず設計していた「実は妻仕様にしつらえたメークルーム」など、深い愛にあふれたアイテムに、中山も「スーパースター・石原裕次郎に、こういった日常があったとは面白いです」など、ほっこりしていた。
他にも、たんすの中に眠る「裕次郎のブリーフ・コレクション」や「裕次郎が最後に使ったまま保存してある洗面台のキャビネット」など、驚きの品々やエピソードが登場。裕次郎の人となりが伝わる“究極ハウス”を体感した中山が、最後にしたためる書の内容にも注目が集まる。
番組では中山らによる石原邸訪問ロケだけではなく、全国に点在する“究極ハウス”も紹介。
松本明子がリポートする東京の「アラフォー女子が建てた究極の狭小趣味ハウス」や、ハライチ・澤部佑が巡る静岡にある「家族の夢!バスケ好きの究極バスケットコートハウス」。
そして中山が訪れる神奈川の「風水にこだわり過ぎたカラフルハウス」など、それぞれの家に脈々と流れる家主たちの情熱とワンアンドオンリーの人生に迫る。
こだわりにこだわり抜いた家々を見れば、これから“究極ハウス”を建てようと画策している人も参考になりそうだ。満足いく家ができたら思わず、太陽に向かってほえてしまうかも?
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