北村匠海、白塗りメークに「自分の殻を破りました」

4月1日(金)より公開される多部未華子主演映画「あやしい彼女」で、映画公開に先立ってバンド青年・瀬山翼役の北村匠海(DISH//)が、3月12日、東京・新宿ピカデリーで行われたホワイトデー試写会に登壇した。

この日、公式Twitterの募集で集まった200人もの女性ファンの大歓声と拍手で迎えられた北村は「今回1人ということで、緊張以外何ものでもないです。そわそわしています」と緊張した様子のあいさつでスタート。

続けて本作で演じた瀬山について「夢を追い掛ける1人の大学生の役どころということで、僕自身にもつながる部分もあって楽しんで演じることができました」と語った。

イベントでは、北村に対する質問コーナーが設けられ、MCの「北村さんに質問したい人は挙手！」の掛け声に、何人も手を挙げる盛況ぶり。最初に白塗りのメークをしたときの感想について聞かれると「たくさんあったバンドシーンの中で一番楽しかったです。われを忘れられるというか(笑)。自分の殻を破って頑張りました」と、明かした。

他にも、共演者とどんな話をしたかという質問には「僕がすごく人見知りだったのですが、要潤さんが話し掛けてくれました。DISH//のMASAKIにそっくりなので、要さんとは特に話しやすかったです」と打ち明け、笑いを誘っていた。そんな、質問に対して丁寧に応える北村の姿に客席からは黄色い声がやむことはなかった。

さらに、2日後にホワイトデーが迫っていることから、劇中で実際に使用された「あやしい抽選BOX」を使った大抽選会も行われた。北村が抽選BOXで引き当てたファンに壇上で直接プレゼントを渡すと、会場からは悲鳴にも似た声が。

また、劇中で多部演じる節子がかわいいスカーフを首に巻いている姿が印象的だったことから、映画特製スカーフに当選したファンには直接、北村がスカーフを巻く演出も。これには会場からはさらに大きな歓声が上がった。

最後に北村は「この作品を通して家族愛だったり、夢の大事さだったり人によっていろいろなものが持って帰れる作品なので、ぜひ劇場でご覧ください」とコメントし、イベントを終えた。