稲垣吾郎が超潔癖で超マザコンな“ダメ夫”に!?

2016/03/14 05:01 配信

芸能一般

稲垣吾郎と夫婦を演じる栗山千明は「稲垣さんと早くお会いして、コミュケーションを深めながら、夫婦の空気感を作っていきたいです」と意気込む(C)テレビ朝日

テレビ朝日系で4月29日(金)にスタートする金曜ナイトドラマ「不機嫌な果実」に、SMAP・稲垣吾郎が出演することが分かった。

同作は、女性の生々しい本音と泥沼の恋愛劇が描かれた林真理子の同名不倫小説が原作。発表時“夫以外の男とのセックスは、どうしてこんなに楽しいのだろうか”というショッキングなキャッチコピーも話題を集めた。

夫から女として見てもらえず、不満を募らせていた人妻・水越麻也子(栗山千明)が、音楽評論家・工藤通彦(市原隼人)と運命的な出会いを果たし、禁断の愛に溺れていく姿を描く。稲垣は、麻也子に“オンナ”を感じることができず家政婦のように扱い、神経質で超潔癖、毎週末実家で母と過ごすことが何よりも楽しみな夫・水越航一を演じる。

また、その他の追加キャストも発表された。麻也子のしゅうとめで、航一を異常なほど溺愛する母・綾子役に萬田久子。麻也子の友人・遠山玲子の夫である茂を演じる六角精児は、“マイホームパパ”と“偏執的な男”という二面性を持つ男を演じる。

そして、麻也子が務める弁護士事務所の人気弁護士・津久井哲史を光石研が演じ、法律の知識がない麻也子にパワハラまがいの態度を取る役どころとなっている。

超マザコンな上に、超神経質で潔癖な役どころについて、稲垣は「『こう来たか!』と、すごく面白く感じました」と率直な印象を明かす。続けて「『たぶん僕が演じるから、そうなったんだろうな。すごく潔癖でマザコン…これが僕の“パブリックイメージ”なんだろうな』と、直感しました(笑)」と世間からの自分のイメージを実感したようだ。

だが、「僕はそこまで潔癖でもマザコンでもないですよ。でも、もし本当に当て書きだとしたら、それはそれで面白い!」と期待を寄せているようで、「ここ最近はまるで超越したエスパーのような、生活感のない役が続いたこともあり(笑)、人間のリアルな気持ちを演じるのがすごく楽しみですね。どこかにいそうな面白いキャラクターにして、ドラマ全体をかき混ぜていきたいです!」と意気込んだ。

今回で3度目の共演となる栗山については「すごくサバサバしていて、明るい方。見た目とのギャップがすごく魅力的な方だという印象があります。年を重ねるごとに魅力を増していく、キラキラしたすてきな方なので、夫婦役を演じられるのはうれしいですね」と撮影を心待ちにしているよう。

そして、役柄に触れ「僕だったら航一と違って、相手にしないなんてことはしないです(笑)」と明かした。

最後に「『不機嫌な果実』はザワザワしたり、悲しくなったり、楽しくなったり…いろんな感情を提供する作品。内容はかなりドロドロしていますが、僕がそのドロドロ感を引っ張り、毎週楽しみにしていただけるドラマにしたいと思います」とメッセージを寄せた。