水田監督が「天才」と絶賛する多部未華子の多才ぶり!

2016/03/15 12:00 配信

映画

たくらみ顔から、ビックリ顔…変顔まで多部未華子の“女優魂”を見よ!(C)2016「あやカノ」製作委員会 (C)2014 CJ E&M CORPORATION

4月1日(金)に公開される多部未華子が主演を務める映画「あやしい彼女」より、多部のコメディエンヌぶりが全開のキュートでコミカルな“笑撃写真”が公開された。

本作は、毒舌、皮肉屋、頑固と三拍子そろった73歳のおばあちゃんが、ある日突然20歳の姿に若返ってしまったことから巻き起こる爆笑と感動の物語。

キュートな容姿とは裏腹に、誰彼構わず罵声を浴びせ、時には説教をする怖いもの知らずのヒロインに、周囲の人々は巻き込まれつつも彼女の“あやしい”魅力のとりこになっていく。

10代から女優としての道を歩む多部は、本格的な連ドラ出演となった「山田太郎ものがたり」('07年TBS系)でテンションの高いヒロインを熱演し、コメディエンヌとしての才能を発揮。

昨年放送された「ドS刑事」(日本テレビ系)では、悪人を好きなだけいたぶることができるという理由から刑事になった“史上最強のドS刑事”を熱演し、異性からはもちろん、同性からの支持も高い実力派女優としてキャリアを積んでいる。

そんな多部が、本作ではスカーフを被り、怪しくもかわいらしい表情を見せたかと思うと、クルクルパーマ&老婦人ファッションで腰をグルグル回しながら満面の笑みでフラフープをしたり、多部演じる節子が加入する前の「怪しい彼女」のバンド演奏に顔をゆがませたり、やりたい放題。

かと思えば、つまようじを加えながらにらみを利かせたり、ビックリ顔やくしゃくしゃ顔を見せたり、なぜかフライ返しを持っておびえ顔を見せたり、キュートでコミカルな表情を披露している。

そんないろんな顔を見せる多部だが、本番が始まる前は至って物静かなタイプ。しかし、いざカメラが回り始めるとスイッチが入り、まるで別人のようになる。

「謝罪の王様」('13年)など、これまでもコメディー映画でヒットを連発してきた“コメディー映画のプロ”水田伸生監督は「笑いの“間”が完璧。何度テストを繰り返しても狂わないのは、天才」と、卓越した多部のコメディーセンスを絶賛する。

奇跡のコメディエンヌ・多部の乱れっぷりと絶妙な間は、エープリルフールでも決してうそを付かない。