4月10日(日)で放送900回を迎える「情熱大陸」(毎週日曜夜11:00-11:30、TBS系)で、フィギュアスケーター・羽生結弦に密着。今シーズンの最後を飾るボストン世界選手権の舞台裏に潜入することが分かった。
同番組はMBS(毎日放送)で制作され、さまざまな分野の第一線で活躍する人物に密着する中で、その人物の魅力や仕事に対する姿勢、プライベートの素顔に迫るドキュメンタリー。記念すべき900回目の放送では、'15年に驚異の最高得点を連発し“絶対王者”と呼ばれるようになった羽生にスポットを当てる。
今やCMや雑誌の表紙、バラエティーに歌番組、時代劇と引っ張りだこの羽生。NHK杯、グランプリファイナルで異次元のスコアをたたき出し、優勝後に「難しいことができて当たり前、進化し続ける」とメディアの前で言い切った。
取材ディレクターはその言葉の真意を探るべく、ことし1月から羽生への密着を開始。宿泊先のホテルへ向かう車中では、「ある意味、孤独ですよね。こういうことって」と意外な言葉を取材ディレクターに語った姿も撮影している。
3月30日(水)からアメリカ・ボストンで開催される、今シーズン最終戦となる世界選手権に向けた姿を公開。練習の本拠地にしているカナダ・トロントで練習に励む様子にカメラを向ける。
羽生がホームリンクにしているクリケットクラブは、カナダで最も伝統と格式ある名門リンク。そこには数々のオリンピックメダリストや世界を制した者の名前プレートが並んでおり、それらを見て羽生が「これを見て、『こんちくしょー! 俺ぜってーやってやっから!』って思っている」と強気な一面を垣間見せる。
そして、トップを走り続け“できることが当たり前”という重圧がかかる中、羽生は取材中「『同じ失敗をしてしまったら成長では無い』という話をよく聞くけれど、成長していないからこそ分かる課題もあると思うんです。だから無駄なものなんて無いんです」と印象的な言葉をカメラの前で発する。
どんな試合でもひたすら考えて課題を見つけ、そして試行錯誤の末に新たな『伝説』を生み出して来た羽生は、何を考え、どんな日々を過ごしているのか。3カ月間の密着の末に浮かび上がってきた知られざる“羽生結弦の素顔”に迫っていく。
■「情熱大陸」900回に登場することについて…羽生結弦コメント
プレッシャー、めちゃプレッシャー(笑)。等身大の自分でいればいいかなと思っています。それが900回であろうと901回であろうと、もし1000回であったとしても、自分というものは自分しかいないので、自分らしく表現できればと思います。
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