松岡茉優主演のフェイクドキュメンタリードラマ「その『おこだわり』、私にもくれよ!!」が、テレビ東京ほかにて4月8日(金)夜0時52分からスタートする。
松岡と実生活でも仲の良い、伊藤沙莉も出演。2人とも本人役を演じる。架空のバラエティー番組「その『おこだわり』、私にもくれよ!!」を舞台に、松岡はインタビュアーとして、伊藤はカメラ担当として、他人には理解し難いこだわりを持つ“おこだわり人(びと)”の実態に迫っていく。
そして、斎藤工、大倉士門、八嶋智人らゲストも本人役で登場。彼らは、松岡に影響を与えたり支えたりと、ドラマの展開に関わる重要な役割を果たす。
松岡はオファーを受けた時の気持ちを「松江(哲明)監督とは、WOWOWの番組を1年半共にしまして、お互いをよく知る仲にはなってはいたんですが、今後ご一緒する機会はないんだろうなと思っていたので、まさかオファーいただけるとは思っていなかったです。
松江監督は、ドキュメンタリーの監督なので、私の素の部分を撮ろうとするんだろうという覚悟はありました。撮影したものがどんな形で使われるのかドキドキしています」と語る。
また、本人(松岡茉優)役を演じる上での心構えについて「本人役ということで、最初は戸惑ったんですけれど、お芝居というより、今までの固定概念を全て捨てて、松江監督の見せたいもの、欲しいものに応えようという思いが強く、役作りはしていません。今までの凝り固まった子役精神を全て捨てて挑みました」と明かした。
“女版・八嶋智人”を目指していることについて「八嶋さんになりたいんじゃなくて、八嶋さんのポジションが欲しいっていう話なんです。昨年それが本人にバレてしまって、『今までラブのほうだと思っていたら、ポジションだったんだね』と言われてしまって、その通りですと。
今でも八嶋さんの“女版”の席(ポジション)は空いたままなので、もちろん主に働く場所はお芝居の現場ですが、バラエティーのMCをなさったり、ゲストで出演されて重宝されたりと、あんなポジションが欲しいと常日ごろ思いながらやっていますね」と笑顔を見せた。
松江監督との思い出について「奥さんとお子さんが撮影現場にいらした時に、お子さんがかわいくて、みんなで抱っこしていたら、(松江監督が)鬼の形相でこっちを見ていて。早く俺にも抱かせてくれという、手放したくない感じでメロメロな様子が見られてかわいかったです」とニッコリ。
ストーリー中に描かれるリアルな松岡茉優について「人に嫌われるのがすごく怖くて、八嶋(智人)さんの言葉を借りると『三度の飯より好感度』なんですね。そんな中で、嫌われたくない!っていうことを、ちょっと気を許した人にはすぐ言っちゃうんです。
伊藤(沙莉)と、お茶をしている時とかにも、『いやー嫌われたくなくてさー』と言うと、『その会話何度目だよ!』と毎回ツッコまれるんですけど、まさにそういうシーンが台本にあって。本当にこう思われているんだと思う部分と、イメージで描かれている(自分とは違う)部分はこう思われているんだと分かって、勉強になりました」と話す。
本人役を演じる上での難しさについて「ドキュメンタリーとして撮っているので、四六時中カメラが回っていることは心に負荷はかかりますが、それが逆にエネルギーになってきていて、今後も生かせるのかなと。これが成長だと思います」ときっぱり。
最後に番組について「ドキュメンタリーでも、ドラマでもない、新しいものを作りたいという思いで、松江監督にくらい付いています。同世代のテレビ離れした人たちに、『テレビってこういうやり方もあるんだ!』と驚いてもらえるように作っているのでぜひご期待ください」とアピールした。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)