La PomPon“運命”のリリースへ心境告白(1)

2016/03/21 06:00 配信

芸能一般

La PomPonのHINA、KAREN、YUKINO、KIRI、RIMA、MISAKI(写真左から)

3月23日(水)に両A面4thシングル「運命のルーレット廻して/サヨナラは始まりの言葉」をリリースする六本木発6人組ガールズグループ・La PomPonにロングインタビューを敢行。これから全4回掲載する。

「運命のルーレット廻して」や「サヨナラは始まりの言葉」について、“運命”にまつわる話など、じっくりと語ってもらった。

――大先輩・ZARDさんの楽曲をカバーするということですが、今の心境は?

YUKINO:誰もが知る名曲だったので最初はプレッシャーを感じていましたが、La PomPonらしく爽やかなアレンジになっていて、ZARDさんの曲そのままというより、私たちらしい楽曲として披露できるので、今はとてもありがたいお話だなと思っています。

KAREN:ZARDさんの名曲を私たち10代の女の子がカバーすることによって、私たちと同世代の子たちにこういう名曲があるんだよと伝える思いで、カバーに臨ませていただきました。

RIMA:最初にお話をいただいたとき、とても衝撃を受けたことを覚えています。今回、アニメ「名探偵コナン」(日本テレビ系)のエンディングテーマに起用していただいたのも衝撃でしたが、ZARDさんという名前を聞いたとき、「おおっ!」っと驚きましたし、プレッシャーも大きかったです。私たち6人そろった「運命のルーレット廻して」をたくさんの人たちに聴いてもらえたらいいなと思っています。

MISAKI:私、この曲を歌うと聞いたとき、原曲を知らなかったんです…。「運命のルーレット廻して」が発売された年は’98年なのですが、私がちょうど1歳のころでしたから。同世代では知らない子の方が多いのですが、疑う余地なく素晴らしい曲なので、この曲の良さを皆さんに発信していけたらいいなというのと、私たちはダンスを武器にしているので、6人らしく爽やかにダンスも一緒に見せていけたらいいなと思います。軽やかなステップも入っていて、女性らしくかわいらしい振り付けにもなっているので、La PomPonらしさにも注目してほしいです。

KIRI:この曲をカバーさせてもらうからには、ZARDさんの“想い”も意識しないといけないなと考え、坂井さんの歌い方をたくさん勉強しました。また、私たちが得意とするダンスを生かして自分らしく表現できるよう心掛けています。ベースは同じ曲ではあるのですが、La PomPonらしい違う見せ方ができればいいなと思います。

HINA:私はこの曲に限らず、ZARDさんの曲を初めて聴いたとき、世界観がすごく深くて豊かだなと思いました。歌詞の世界観に私が衝撃を受けたように、この曲を知らない世代の人にも私たちを通してこの曲を知ってもらい、世界観を伝えていけたらいいなと思います。

――この曲を歌うと発表され、周りの反響はどうでしたか?

KAREN:「運命のルーレット廻して」を歌い、アニメ「名探偵コナン」のエンディングを担当させていただくという、ダブルですごいことが重なったので、両方を同世代の友達に報告したら、「コナンすごいね!」と言ってもらいました。担任の先生にも一応報告したんですけど、先生の年代(30代)だと「えっ!ZARDのカバーをやるんだ!」と、ZARDさんというお名前に衝撃を受けていました。

――振りもメロディーもLa PomPonさんならではのものになっていると思うんですけど、一番お気に入りの部分はどこですか?

MISAKI:「ずっと君を見ていた~」という歌詞のところで、6人が目の前でカメラを構えるポーズを作るのですが、ライブではそこを皆さんが一緒になってやってくださることが多いんです。私はマイクを左手で持つので右手でポーズを取るのですが、ライブでは見ているお客さんが私たちの対になる部分をやってくれるので楽しいです!

KAREN:あと、2番の歌詞で「ほら どんな時も 幸運は待ってる」というのがあるのですが、そこで歌いながらステップを踏むんですよ。ファンの方も印象に残る部分らしいですし、自分たちも踊っていて楽しいので、そこもお気に入りですね。

YUKINO:それに間奏の部分で、私たちがサックスの音に合わせて踊っているのですが、その部分の振り付けも格好いいです。中盤のスカートを持つところから華やかな雰囲気に変わるので、それもポイントですね。

KIRI:今回はかわいらしいスカートの衣装なので、ターンをするとスカートがひらひら舞うんです。みんな色が違っていてカラフルですし、パステルカラーなのでクルクル回ったときにひらひらがキレイなんですよ。ライブの後、その日録画したVTRを客観的に見てもキレイだなあと思いました。

KAREN:みんなのカラーがグラデーションになっていてキレイだよね!

MISAKI:そうそう。それに今回、「東京モード学園」の学生さんにデザインを考えてもらったのですが、たくさん案を出してもらった中からみんなで選びました。

――衣装もかわいらしいですが、お気に入りの部分はありますか?

KAREN:今回、「東京モード学園」の学生さんに考えていただいたので、私たちが知らない生地や、たくさんの要素が組み込まれていて、そこもお気に入りのポイントです。それに実は左右アシンメトリーになっているんですよ。

YUKINO:シースルーで自分たちらしい爽やかな感じもありますし、振り付けにも合っているのかなと思います。

KAREN:ちょうどクルッと回ったとき、スカートがキレイにみんな同じ形になるんです。たとえるなら…そうですね、分かりづらいかもしれないんですけど、母親がお昼ご飯を作って「ここに置いておくから後で食べてみて」って言ったとき、料理に被せるやつのような感じですね(笑)。

【「La PomPon“運命”のリリースへ心境告白(2)」へ続く。同記事は3月22日(火)朝6時掲載予定】