La PomPon“運命”のリリースへ心境告白(2)

2016/03/22 06:00 配信

芸能一般

La PomPonのYUKINOとKIRI(写真左から)

3月23日(水)に両A面4thシングル「運命のルーレット廻して/サヨナラは始まりの言葉」をリリースする六本木発6人組ガールズグループ・La PomPonにロングインタビューを敢行。

「運命のルーレット廻して」や「サヨナラは始まりの言葉」について、“運命”にまつわる話など、じっくりと語ってもらった。

【「La PomPon“運命”のリリースへ心境告白(1)」より続く】

――「サヨナラは始まりの言葉」の注目ポイントは?

YUKINO:この時期にピッタリの卒業ソングなのですが、私ももう高校卒業ということで、聴くだけでグッとくる部分があります。歌詞的にも1番の終わり、「今日よりも眩しい未来(あす)へ」のところは、私が一人で歌っています。そこは2番も同じように出てくるんですけど、1番は私一人で歌っています。1番の世界観ではちょっと迷っていたり、立ち止まっていたり、悩んでいるモヤモヤした自分がいたり。不安な気持ちを込めて切なく歌っているので、その部分は聴きどころとして、皆さんに聴いてもらいたいなと思っています。

KAREN:今YUKINOも言ったんですけど、La PomPonの楽曲の中で切ない雰囲気の曲ってあまりないんです。私もこの曲に関しては、切なさと爽やかさが合わさった感じが好きですね。

RIMA:私はことし卒業…しないので、卒業生を見送る在校生というか、見送る側としてお客さんに届けています。特に2番は笑顔でパフォーマンスしようと意識的に笑顔を見せているんですよ。お世話になった先輩や家族への感謝の気持ちを持ってパフォーマンスしているんですけど、この曲は卒業に限らず新生活へ向けて頑張る人にも贈る歌になるでしょうし、どんなときも聴ける曲だと思うので、聴いてくださった皆さんそれぞれが自分なりの解釈をしてもらえればと思います。

MISAKI:私は先日ちょうど高校を卒業しましたが、卒業式当日も「サヨナラは始まりの言葉」を聴いて登校しました。いろいろあったな…と思い出しながらこの曲を聴いていたんですけど、共感できる部分がすごくありますね。私はサビの「ありがとう いつだって 隣で支えてくれたから」というフレーズがすごく好きです。勉強やテスト、学年行事などいろいろありましたので、La PomPonの活動との両立はとても大変でした。でも、メンバーや友達、スタッフさん、いろいろな人に支えられてやってこられたので、そういう方々を思い出しながらいつもライブで歌っています。

KIRI:タイトルが「サヨナラは始まりの言葉」ということで、別れの言葉のイメージがあるかもしれませんが、この曲はそういう意味もあるし、次のステージへの始まりという意味もあるんです。歌っていても悲しくなるわけではなく、最後には笑顔になれる曲だと思います。それにことし卒業する4人がAメロBメロをソロで歌っているので、それぞれの声も聴けるんです。みんなの声の個性にも注目して聴いてもらえたらいいなと思っています。

YUKINO&KAREN:(笑)。

KIRI:ちょっと!何で笑っているの?

KAREN:だって(笑)。KIRI、しょっぱなでかんじゃったし(笑)。“はでぃまり”の言葉って!

一同:(爆笑)。

KIRI:そこは流してよ~!(笑)

HINA:(笑)。曲の説明はみんながしてくれた通りなんですけど、こういうミディアムバラードで、本当に感情を込めて歌わないとお客さんに伝わらないような曲をやるのはライブでも楽しいし、好きですね。私たちがライブのパフォーマンス中に、切ない感じや前向きな感じに変わっていくという“変化”の過程も、ライブで私たちを初めて見た人にも伝わったら最高ですね。そこは頑張って練習していこうと思います(笑)。

――激しいダンスも多いですが、こういうミディアムバラードだと臨む姿勢も違いますか?

YUKINO:そうですね。この曲は振り付けの先生にもそれぞれ一人一人の感情がもろに伝わるように、個性を出してほしいと言われています。一人一人感じたままにと言いますか、それぞれ思いのままに表現しているので、そういうところを見てほしいです。私は結構切なさをテーマに強く出していて、1番から2番にかけての流れや、暗い部分から明るく光が差すような感じを、テンションも徐々に上げていくことで表現しています。

KAREN:ちょうどYUKINOが1コーラス目の最後のフレーズを歌った後に、2番につながるメロディーがあるんですけど、そこをYUKINO以外の5人が自分なりの世界観で表現しています。私は毎回そこの表現を変えているので、そこも見どころかなと思います。

――その毎回変えるというのは事前に考えて? それとも流れですか?

RIMA:私は流れで変えています。

KAREN:もう曲中のフィーリングですよね。感じたままというか、メロディー自体は頭の中で分かっているので。

HINA:私もそうですね!(笑)

――そして「ろっぽんぎ体操 ~愛コトバはジャンパラポン!~」もありますね。この曲はやはりHINAさんに聴きどころをお願いしたいですね。

HINA:はい!この曲はタイトルにもある通り体操の曲なので、振り付けも皆さんが簡単にできるようなものになっています。エクササイズにもなりますし、いろいろ体に効果が出るような振り付けもたくさん詰まっていて、小さいお子さんも一緒にできます。老若男女が覚えられる振り付けになっているので、ぜひライブで私たちのフリをまねして一緒に踊ってもらって、体操って楽しいなと思ってもらえるように、もっともっと私たちもこの曲の良さを伝えていけたらいいなと思います!

KAREN:いつも、「ろっぽんぎ体操」を披露する前にYUKINOが言っているのは、とにかく「この曲のときだけは自分を捨てる!」です。YUKINOは白目とかもガンガンむいているので(笑)。表情の変化にも注目してほしいですね。

MISAKI:今は体操と言えばラジオ体操ですよね?運動会でもみんなで踊っていますが、いつかは「ろっぽんぎ体操」をやってもらえるように、どんどんはやらせて、私たちの体操を広めていきたいです。

KAREN:「ろっぽんぎ体操~第一!」みたいな感じでね(笑)

HINA:それは激しいなあ!(笑)

【「La PomPon“運命”のリリースへ心境告白(3)」へ続く。同記事は3月23日(水)朝6時に掲載予定】