4月10日(日)にスタートする「ハッキリ5~そんなに好かれていない5人が世界を救う~」(ABCテレビ)の初回収録が都内で行われ、収録後の囲み会見に小籔千豊と南海キャンディーズ・山里亮太が出席した。
同番組は、建前ばかりの世の中を、好感度など気にしない小籔や山里ら芸人たちが思いのままにぶった斬るトークバラエティー。初回は「女」「芸能界」「プロ」をテーマに、日ごろから疑問に思っていたり、不満に思う事柄を主張。単発特番で一度放送した際に怒りが爆発した森三中・黒沢かずこをはじめ、インパルス・板倉俊之、ドランクドラゴン・鈴木拓が参戦する。小籔と山里以外のメンバーについては、週替わりでさまざまなメンバーが登場する予定だ。テーマ「女」では、小籔が「乳をデカく見せたがるのはアホの所業!」と持論を展開し、巨乳というだけで結婚しようとは思わないなどと、昨今の“巨乳至上主義”の風潮を批判。
スタジオゲストの中村静香も自身の巨乳にまつわる悩みを明かし、一同はその他の女性の許せない言動や行動への不満を爆発させていく。
レギュラー放送が決まったことについて小籔は「ABCの23時台(月曜~金曜)の番組は、われわれ関西の人間からすると、ゴールデン枠。芸人なら誰もがやってみたい時間帯の日曜の枠を任せていただけるということで、気合が入り過ぎて、かなり収録が押してしまいました。例えると“地元のエエ女とラブホテルに行けた”みたいな(笑)。学生時代の高根の花と飯に行っている感じですね。光栄です」と独特の例えで喜びを表現。
一方の山里は「他の曜日の23時台の番組では、そうそうたる方々が司会をしていらっしゃる中で、今回僕らにやらせていただいたことに対する恩を返すには、どうしたらいいか? それは、ブレーキを外して問題発言をいっぱいすることだと思っています!(笑)」と高らかに宣言し、「それでしか返せないと思うので、ここで全ての毒を出していきたいと思います。でも記者の皆さんが持ち帰るときには、ある程度のオブラートを使ってください。生で飲むとすごいむせますので…(笑)」と記者にアドバイスも。
また、同番組は無料視聴できる動画配信サービス「TVer(ティーバー)」での配信が決定し、放送から1週間は関西地区のみならず、全国どこでも視聴可能となる。山里は囲み会見の開始直前にその事実を明かされたそうで「『TVer』の話は(収録が終わってから)事後報告で聞いたので、いま若干震えています。でももう走り出しちゃったんで、このまま行きます! 怒られるのも慣れてるし(笑)」とおびえながらも堂々と宣言した。
また、番組を見るだけでネットニュースのネタになると断言されている同番組について小籔は「いまはみんなが好感度の方にいっているわけですから、僕は手薄なアンチ好感度の方へ行きたい(笑)」と正直に告白。そして「この番組をネットニュースで取り上げていただくには、エッジの効いたタイトルが必要だと思うので、『松岡修造、かかってこい!』と宣戦布告します。松岡さんにこの番組に来ていただいて対決したい。“頑張れ頑張れ頑張れ”で全員頑張れると思うなよ、と(笑)。誰もがあなたみたいな人ばかりではないということを松岡さんにバシッと言いたい!」と不敵な笑みを浮かべた。
陰のパワーを持った5人の包み隠さない主張や、たまりにたまった不満の暴露に共感できることも多いはず。日曜の夜にハッキリ物申す5人に注目だ。
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