加藤みどり、サザエさん役を「50年は頑張りたい」

2016/03/23 17:18 配信

アニメ

「原作生誕70年記念 サザエさん―」では、サザエが大金持ちの湯水家で臨時のお手伝いさんに(C)長谷川町子美術館

フジテレビ系では、'46年から福岡の地方紙「夕刊フクニチ」で連載が開始された「サザエさん」の原作生誕70周年を記念し、「原作生誕70年記念 サザエさん 春の浅草観光&湯水家でお手伝いSP」を3月27日(日)に放送する。

ラインアップは、サザエが大金持ちの湯水家の臨時お手伝いさんを引き受ける「私(わたくし)、お手伝いさんでございます」などの他、写真コンクールで優勝を目指すカツオが波平と共に東京・浅草へ出掛ける「カツオ、名カメラマンへの道」、タマの目線から描くミニストーリー「タマ、散歩」など。

長年にわたってサザエの声を務める加藤みどりは、演じる上で心掛けていることを「やりたい放題! でも、よく『サザエさんは明るいけど、バカじゃありません』と、その他のキャラクターを含めてきちんと役作りを認識するよう年に2回しっかり言われていました」と明かす。

また、今後の目標については「とりあえず50年(※)。50年は頑張りたいと思っています。見てくださる人がいて、助けてくださる人がいて、駄目なところは駄目、面白かったところは面白いという反応があるからやっていける。誰にも言われなかったら、私も駄目になると思う。頑張らなくちゃと思うのは、反応があるから。その力に背中を押されてやっているというのが本当のところです」。

そして、今回のSP放送について「見てください! 皆さんに恥ずかしくない声と技で頑張ります。見ていただけるということは何にもまして、私たちが正面を向いていける。番組自体も皆さんで育てていただければと思います」とアピールした。

※アニメ「サザエさん」は'69年10月5日から放送開始。

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