あゆみくりかまきが、tvkほかで放送中の音楽情報番組「saku saku」を4月1日(金)をもって卒業する。最終週を前にあゆみ、くりか、まきの3頭が番組への思いなどについて語ってくれた。
――「saku saku」からの卒業が発表されてしまいましたね。聞いた時は何を思いましたか?
くりか:最初は、寂しいって思いました。毎週収録に来ていて、もう生活の一部やったから。これがなくなるんやって思ったら寂しいなって…。
まき:100回くらいtvkに通っていて、慣れ親しんだ自分たちの楽屋やスタジオを思い出すと寂しかったですね。でも、初めてのレギュラーで大きなチャンスを頂いた番組なので、もっと成長して、また「saku saku」に帰ってきたいなっていう思いも芽生えました。次はゲストとしてあの椅子に座りたいっていう夢もできました。
あゆみ:寂しかったんですけど「ついに来たか!」みたいな感じはありました。
――「saku saku」と過ごした2年間、いろいろなことがありましたよね?
まき:DVDが最近出来上がって見返してるんですけど、最初はNANAちゃん(MCの7!!・NANAE)のこともNANAEさんって呼んでたりとか。でも、回を重ねるごとにチームワークができて、絆もすごく深まって、クマとしても成長できた2年間でした。それぞれの個性も「saku saku」で出てきたし、多分「saku saku」がなかったら今みたいなあゆみくりかまきにはなってなかったなって思っています。
――2年前のご自分の姿はどう映りましたか?
まき:立っているだけのような、借りてきた“小グマ”みたいな感じがしました。最初はガチガチで、とにかく何でもしゃべろうと思っていましたね。初めてのテレビで、沈黙したら放送事故になってしまうっていうプレッシャーもあったから「しゃべらな!」みたいな。今ももちろん必死なんですけど、いい意味でリラックスして楽しく毎回収録させていただいていますね。
くりか:最初の登場回から録画しているんですよ。卒業が決まってから最初の放送を見比べて、今とは全く違う雰囲気でしたね。今は、いい意味で素が出てきているなって思います。「saku saku」は自分たちの発信したいことをコーナーにしてくれたり、すごく大切にしてくれる番組なんですよ。自分たちで発信することによってコーナーができて、それでサクサカー(「saku saku」ファン)さんたちが喜んでくれると自分たちの自信になったので、大切な2年間やったなと思います。
――実現してうれしかったコーナーは何ですか?
くりか:勝手に作った「くぅ散歩」っていう企画があって。最初は、自分で撮った写真をみんなに見せていただけなんですけど、そこから徐々にコーナー化していったんです。それがすごくうれしかったです。最近になって、「saku saku」のスタッフさんがカメラを持って付いてきてくれるようにもなりました。きょうが最後の収録なんですが、最後の週にもう1回やりたいなって思っています。
――あゆみさんにとって、「saku saku」との2年間はどんな日々でしたか?
あゆみ:学校みたいな感じでした。スタッフさんみんなが優しくて。温かく迎えてくれて、応援してくれていたので、本当に学校の先生みたいな感じでいろんなことを教えていただきました。自分たちが毎週水曜日に収録でtvkに来るのが普通になっていたので、やっぱり寂しいですね。
――学校みたいということですが、どんなことを学べて、成長できたと思いますか?
あゆみ:こういう芸能活動をしたのも「saku saku」が初めてだったんですよ。くぅちゃんとまっちゃんがやっていたところにあゆみが加入したので、最初のころの映像を見るとめちゃくちゃ恥ずかしいです。あゆみくりかまきになってクマを解放したんですけど、最初はクマになった自分をさらけ出すのも恥ずかしかったですし、それをテレビで見せるなんて!?って思っていました。今は至って自然なクマになれていますが。
――「saku saku」で楽しかったことは何ですか?
あゆみ:みなとみらいの夜景が好きなんです。車で通わせてもらっているんですけど、何回見ても夜景が奇麗で。海がもともと好きで、心が落ち着くんです。3頭で住んでいる「都会の森」からは海が近くないので、すごくうれしいんですよ。
くりか:毎回楽しかったです。スタッフさんも「よう、くぅ!」ってあいさつしてくれたり、照明さんとの「きょうもすてきな照明、よろしくお願いします」(くりか)、「嫌だよ」(照明さん)っていういつもの掛け合いがあったり、そういう関係になれているのがすごくうれしくて。みんなとお話しすることがいつも楽しみでしたし、すごく楽しかったです。勝手にかもしれないですけど、いい関係性を作れたと思ってます。だから、そういう時間がなくなるのも寂しいですね。
まき:自分たちは歌を歌っていて、アーティストっていう一面も…そっちが本業なんですけど(笑)。アーティストでもあるので、ゲストとして自分たちが尊敬する方や先輩の方が来てくれたときのトークはすごく勉強になりますね。自分たちがアーティストとして活動していく上で吸収できるものが収録の中であるから、毎回楽しみでした。いきものがかりさんや、私たちの事務所の先輩でもあるファンキー加藤さんが来られて、普段では知れなかった先輩の一面が「saku saku」で知れたりとか。「saku saku」の空間がアーティストさんのいろんな表情を引き出すんだなって感じました。
――いきものがかりさんも、他のアーティストさんも「saku saku」だとリラックスして話をされていますよね。
まき:「saku saku」で見るいきものがかりさんは、他の番組に出られているときと違うんですよね。だから、すごくいい時間やなってあらためて思いました。
――トークの中で学べたことも多かったですか?
まき:曲作りに関して知れなった部分もたくさんあったので、「そういうことなんや!」って。
【あゆくまの「saku saku」と歩んだ2年間(2)】は3月28日(月)朝6:00アップ予定
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