石田ゆり子と井浦新が演じる衝撃の恋愛劇!

2016/03/27 13:05 配信

ドラマ

会見に登場した(左から)原田泰造、大石静、石田ゆり子、井浦新

4月15日(金)夜10時から放送されるドラマ10「コントレール~罪と恋~」(NHK総合)の試写会が行われ、主演の石田ゆり子、共演の井浦新原田泰造、脚本の大石静が出席した。

同作は、夫を無差別殺人で失った女性・文(石田)と、犯人を取り押さえる中で彼女の夫を死なてしまった男性・瞭司(井浦)との恋を描く衝撃作。第1話では、事件から6年後、ドライブインを切り盛りする文の前に、瞭司が現れ、お互いがお互いの過去を知らないまま接近していく。

会見後の会見に登壇した石田は、「夫を不幸な事故で亡くした過去を背負っている女性なので、ややもすると四六時中、憂鬱(ゆううつ)な顔をしていないといけないような気になりますが、本当につらい経験をした人ほど明るい顔をして生きている、という話を聞いた時に“その通りだな”と思いました。その瞬間、瞬間を生きているように演じることを心掛けています」とコメント。

事件のショックで声を失った瞭司を演じる井浦は「文に引かれていくと同時に声も治っていくということで、これはやったことがなかったお芝居です。心と体全ての再生を、丁寧に芝居にしていくことは新鮮で面白い」と、こちらも難しい役どころへの挑戦を語った。

また、原田は事件の捜査を担当した刑事で、文に思いを寄せる笹岡を演じる。原田は「石田さんがもともと大好きでした。僕に関していえば、半分ドキュメンタリーだと思ってください」と語り、石田を赤面させていた。

“ドラマ10”といえば「セカンドバージン」('10年)や「ガラスの家」('13年)など大人のラブストーリーの印象が強い放送枠。その2作を手掛けた大石静が、金曜10時への放送枠移動後初の作品でも、脚本を担当することになった。

大石は「昨今、あまり恋愛をする時代じゃないと思うんです。だからこそ、激しく踏み出す女性であったり、激しく求める男性であったり、この世あらざるものを、ドラマの中で感じていただけたらなと思って書きました」とアピールした。