4月6日(水)夜9時から初回2時間SPでスタートする「警視庁捜査一課9係」(テレビ朝日系)の囲み会見が行われ、渡瀬恒彦、井ノ原快彦(V6)、羽田美智子、中越典子、吹越満、田口浩正、津田寛治、原沙知絵が出席した。
撮影時間が延びたため、会見は予定時間より遅れてスタート。すると冒頭のあいさつで吹越がいきなりテーブルに上がり、「撮影が押してしまい申し訳ございませんでした」と土下座でおわび。それを見た渡瀬ら他のメンバーが笑いだすという、和やかな幕開けとなった。
キャスト陣には「9係」が今回で11年目を迎えるということで、「この11年で一番変わった人物は?」という質問が投げ掛けられた。
井ノ原は「津田寛治さんです。先輩に対して失礼だと思うんですが、年々かわいくなっているなぁ、と思うんです」と回答。
井ノ原はその理由を「津田さん、羽田さんと3人でお弁当を食べる時間があったんです。そのときのゴーヤチャンプル弁当がすごくおいしくて、津田さんと『このお弁当おいしいですね』『ホントだ、おいしいねー。これにして良かったね』という会話をしたんですが、ただそれだけの会話がなんだかすごく幸せで。『ずっとこの時が続けばいいのに』って思いました(笑)」と、ほんわかしたエピソードを披露した。
それを聞いた津田は「それは僕が変わったというより、イノッチが変わってきていると思う。俺のかわいさに昔は気付いていなかったんじゃない?」と返し、周囲を笑わせていた。
中越は「やっぱりイノッチさんです」と井ノ原の名を挙げると、津田も「お芝居についての自分の意見やアイデアを言うようになったよね」と同調。井ノ原は「10年以上演じる役なんてなかなかないですし、自然とそうなってくるのかもしれませんね。29歳でこのドラマを始めて、ことしで40歳になりますから」と、「9係」で積み重ねた年月に感慨深げな様子だった。
羽田と田口は渡瀬の名を挙げ、羽田は「アイスピックで洋服を破かなきゃいけないシーンで、スタッフの若い方が一生懸命になって、とにかく破こうとしたときに、渡瀬さんが『破ります、ということを相手の役者さんに伝えてからやれ』とおっしゃっているのを聞いて、すごく感動しました。“なぜそれが危ないか”をちゃんと教えていこうとされているのを、ことしの渡瀬さんには感じています」と、現場でのエピソードを語った。
そして最後に渡瀬がまとめとして、「『9係』はことし11作目が始まりますが、キャストも全く移動することなく、チームとしてまとまって11年目を迎えることができました。皆様がご覧になってくださるからこそ続いているわけですので、ことしもぜひテレビの前に座ってお楽しみください」と視聴者へのメッセージを送った。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)