「楽しい曲なのに泣きそうに…」エビ中・廣田あいか新アルバムレコメン

2016/03/30 12:01 配信

ドラマ 芸能一般

3rdアルバム「穴空(アナーキー)」について語る私立恵比寿中学・廣田あいか撮影=大川晋児

私立恵比寿中学が4月20日(水)、3枚目となるフルアルバム『穴空(アナーキー)』をリリース。同作品には「夏だぜジョニー」や「スーパーヒーロー」など16曲が収録されている。楽曲制作には、田村歩美(たむらぱん)、前山田健一、杉山勝彦といったおなじみの作家陣に加え、吉澤嘉代子や尾形回帰(HERE)、ABEDONこと阿部義晴(ユニコーン)、首藤義勝(KEYTALK)、CASIOトルコ温泉、フジファブリック、CHOKKAKU、CMJKら多彩なアーティストが参加。バラエティーに富んだ楽曲が収録され、“エビ中”の魅力が詰まった1枚となっている。

今回、ファンから“ぁぃぁぃ”の愛称で親しまれている、廣田あいかにインタビューを敢行し、同作のアピールポイントや、個人的にお薦めの曲、MV撮影秘話などについて語ってもらった。

――3rdアルバム『穴空(アナーキー)』はどんな仕上がりになっていますか?

今までの“エビ中”でやってきたことが盛り込まれたアルバムになっていて、これを聞いたら“エビ中”の世界観を理解していただける仕上がりになっています。前作の「金八」から、もう一歩踏み込んだ“エビ中”の世界に触れていただけたらうれしいです。

――16曲ある中で、廣田さんがオススメする曲は?

2曲目の「ゼッテーアナーキー」が好きですね。私的に一番“エビ中”っぽいなって思います。この曲を初めて聞いた時、「“エビ中”の世界にいる時だけは型を破っていこう! もっと自由でいいんだ! もっとバカでいいんだ!」って教えられているような気がして、楽しい曲なのに泣きそうになっちゃったんです。「最近、私まともになっちゃっていたな~」って。大人になるとどうしても型にはまってくると思うのですが、「“エビ中”のライブに来た時だけはファンの皆さんも中学生になってもらいたい」という思いがありますので、皆さんをその世界に引っ張っていける力がある曲だなって感じています!

――また「ゼッテーアナーキー」では、皆さんの楽しむ姿が満載となったMVが印象的でした!

朝からみんなでジャケット撮影をして、海辺に行って大騒ぎして、その後にレコーディング、夕焼けの海に行ってみんなで叫んだ後、中華料理を食べて、バスに乗って帰る、といったみんなで旅行したような撮影だったんですよ。本当に1日でやったことがふんだんに盛り込まれています。すごく濃い、絶対に忘れられない1日が形になって、映像として残ったのがすごくうれしかったですね。

――ちなみにアルバムタイトルと掛けて、最近あった”アナーキー”なエピソードは?

“アナーキー”ですか!? え~と…。あ、ありますね! 私の私服コーディネートはアナーキーです! ただ昔ほどじゃないんですけど…(笑)。小さい時から自分らしさというものを大切にしたいなと思っていて、自分がかわいいと思ったことは周りに何と言われようと変えたくないというこだわりがあるんです。「大人になっても子供のころの気持ちを忘れない大人でいたい」「大人だけど子供代表でいたい」という思いから、その象徴としてこのコーディネートスタイルは何があっても続けていきたいなって思っています。

――それでは、最後にファンの方にメッセージをお願いします!

「あくまで中学生がやる“アナーキー”というものが“エビ中”とつながるんじゃないかな」って、今回のアルバムを通じて感じたので、まさに現在の“エビ中”を自己紹介するような作品になっていると思います。“エビ中”を知らない方にとっては、“エビ中”の世界観に入りやすいものになっているので、興味のある方はぜひ、今のタイミングで聞いていただきたいです! 今後、ライブでもどんどんやっていくと思う曲もたくさん入っていますので!!

また、廣田は4月9日(土)スタートの新ドラマ「土曜ドラマ24『昼のセント酒』」(毎週土曜夜0:20-0:50テレビ東京系)に遠藤早苗役で出演。初挑戦となるOL役についてや、意外なリラックス法を明かしてくれたインタビューは、「エビ中・廣田あいかに直撃!初のOL役のこだわりとは?」に掲載。