ことし連載30周年を迎える漫画「ぼのぼの」のアニメが、4月2日(土)からフジテレビでスタートする。
先日、先行試写会が行われ、上映後には原作者・いがらしみきお、山口秀憲監督、主題歌を担当するmonobrightのボーカル・桃野陽介がトークショーに登場した。
アニメ化の感想をいがらしは「ここ3年ぐらいグッズが売れてきていて、その反響も良かったので色気が出て、できればテレビアニメにしたいと思っていたときに、巡り合わせのように今回のアニメ化の話が決まりました。本当にうれしく思っております」とコメント。
また、本編映像を見た桃野は「漫画を読んでいるときの、自分の中での『ぼのぼの』と同じ“間”のイメージで見ることができました。すごく良い意味で、説明がないというか、その世界観をこだわって作ったなあという感じがして楽しかったです」と感想を語った。
一方、主題歌「bonobonoする」ついては「ボーカルがいい声で大好きだった。監督も私も一発で気に入りました」(いがらし)、「楽曲を聞いて、エンディングの絵もすぐに浮かびました」(山口)と好印象。
そして、放送開始に向けて山口は「自分が大好きだった漫画作品を手掛けられること、関われることの幸せをかみしめています。このアニメは、とにかく見て面白かったと言ってもらえる作品にしていきたいです。そして原作に負けないくらい、すごく長いシリーズにしていきたいです」と意気込み、いがらしは「『ぼのぼの』30周年ですが、今はまだ何ができるのか具体的に考えてはいません。監督がお作りになった『ぼのぼの』を世間の方が見ることで生活の潤いになるなら、うれしいです」と心境を話した。
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