4月10日(日)にNHK総合で放送される「明日へ つなげよう『フクシマ再生 9代目・彌右衛門の挑戦』」でディーン・フジオカがナレーションを担当することが分かった。
ディーンがナレーションを担当する「フクシマ再生 9代目・彌右衛門の挑戦」は、福島・喜多方で226年続く造り酒屋の9代目・佐藤彌右衛門さんに密着したドキュメンタリー。
電力には無縁だった佐藤さんだが、震災後、市民によるご当地電力会社「会津電力」を設立。原発事故で苦しむ福島の再生を目指し、豪雪地帯での太陽光発電や風力発電に挑戦している。
ディーンは、「福島県生まれの私ですが、震災が起きた時はジャカルタにいました。日本の家族に全く電話が通じず、混乱していた当時のことを思い出します」と振り返る。
続けて「あれから5年ですが、何か自分にできるやり方で、福島県の復興に関わっていきたい…『太陽光や風力』といった再生可能エネルギーもその大きな力になるのではないかと思っていたところ、今回の挑戦を知り共感しました」と彌弥右衛門さんへの共感を語る。
また、番組を見た感想を「このドキュメンタリー、会津の酒蔵の当主が主人公で、地元の皆さんがいろんなところで実に楽しそうにお酒を飲んでいるのですが、その姿を見ていて『冬が厳しい福島、うちのおじいちゃんの周りでも、こんなふうにみんな集まって飲んでいたなあ』と温かい記憶や故郷の言葉の響きがよみがえってきました」とコメント。
最後に、「彌右衛門さんたちはいろいろな困難にも直面しますが、福島の未来、そして故郷を愛する人たちのパワーが感じられる作品です。たくさんの方々にご覧いただければと思います」とアピールした。
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