芋洗坂係長、“タヌキ”役に「だから私に来たんだな」

2016/04/05 05:00 配信

映画

芋洗坂係長(上)が演じるマイケル・狸山のビジュアルはこちら! そっくり?(C)2016 Disney. All Rights Reserved./Disney.jp/Zootopia

4月23日(土)に日本公開を迎える、ディズニーの最新ファンタジー・アドベンチャー「ズートピア」に、ニュースキャスターのマイケル・狸山として芋洗坂係長が出演することが分かった。芋洗坂係長は、全世界で5種類存在するご当地キャラクターのタヌキだが、日本版でしか見ることができない貴重な存在だ。

マイケル・狸山は、日本の典型的なサラリーマンをイメージした「マイケル・狸山」のルックスが驚くほど芋洗坂係長にそっくりだったことから、ディズニーが熱烈なオファーをしたことで今回の起用が実現した。

マイケル・狸山について、芋洗坂係長は「だから私のところに(オファーが)来たんだなと思いましたよ。これは自分がモデルになったんじゃないかと思うくらい、似ていましたから。逆に“これはすぐにできるだろう”と思ったんですけれども、そうは問屋が卸しませんでしたけれどね。キャラクターの空気感に声を合わせなきゃいけないというのがすごく難しいところでした」と、初挑戦したアフレコの苦労も語った。

「マイケル・狸山」のキャラクターについて、先日来日したバイロン・ハワード監督とリッチ・ムーア監督は「日本特有のキャラクターを探しているときに、ちょっといたずら好きでずる賢く、それでいてちゃめっけがあり、頭のいい不思議な雰囲気を持つ動物を見つけ、それがタヌキでした。今回は、そのタヌキに素晴らしい方が声をあててくれました」と語る。

また「世界各国でその土地独自のキャラクターを設定したのは、より映画を身近に感じてもらいたいという思いからです。さまざまな種類の動物たちが大都会で共存している世界を描いているので、国際色豊かな壮大な世界に仕上げたいと思いました」と、ご当地キャラクターの制作秘話も明かした。

芋洗坂係長の“宴会芸”が、国境を越えて大きなムーブメントを巻き起こす…かも?