“赤毛のアン”上白石萌歌「姉・萌音は本当に優しい」

2016/04/06 05:04 配信

芸能一般

上白石萌歌、さくらまやが「2万人の鼓動TOURSミュージカル『赤毛のアン』2016」就任記念イベントに出席

上白石萌歌さくらまやが、4月5日に都内で行われた「2万人の鼓動TOURSミュージカル『赤毛のアン』2016」就任記念イベントに出席。ミュージカルのワンシーンの実演や、トークなどを行った。

「2万人の鼓動TOURSミュージカル」はエステーが主催するミュージカルで、「1人でも多くの方にミュージカルの楽しさや素晴らしさを伝えていきたい」という思いから'98年にスタート。'16年で19年目を迎え、「赤毛のアン」は14年連続14回目となる。

就任式には、ミュージカルの主役アン・シャーリーを演じる上白石と、'15年に引き続きアンの親友ダイアナ・バリーを演じるさくらまやが登壇。ミュージカルから、2人の出会いのワンシーン「永遠の友情」を生歌で披露した。

トークセッションで2人は、前回主演を務めた上白石の姉・上白石萌音のことや、'15年度のミュージカルの合宿の際の思い出、今回のミュージカルに懸ける意気込みなどについてコメント。

上白石は姉・萌音ついて聞かれ「同じ女優を目指す立場としては、ライバルです。姉に役が決まった時は悔しい。けど、姉としても女優としても誇りに思います。今回、アンの主演を演じることが決まった時は姉が悔しがっていた」と話した。

一方のさくらは、昨年は演歌とは違うミュージカルの歌い方やダンスで、スタッフやキャストの指導によって助けられたことを明かす。さらに、スタッフとキャストからミュージカル以外にも、さくらの“足を広げて立つクセ”まで指導されたそうで「普通では指摘しにくい部分まで指導してくれる温かいスタッフと、今年度もミュージカルを行うことができてうれしい」と、感謝の気持ちを語った。

トークセッション後半には、8月の本公演で使用される主演のアン・シャーリーの衣装である“パフスリーブ”とダイアナ・バリーの衣装が舞台に登場。アンの象徴でもある麦わら帽子をかぶった上白石は、「実際に着用する8月の本公演まで頑張って練習します」と満面の笑みを見せる。

イベント後の囲み取材では「イベント前に姉からメールが来て、『アンの世界に入ったら緊張しないから安心して!』というコメントをもらいました。普段から優しいけど、このようなタイミングでも連絡をくれる姉は本当に優しいと思います。姉を超えるとかではなく、自分らしいアンを演じて、ぜひ姉にも見てほしいです」と、上白石は本公演に向けて意気込んだ。